こんにちは、四十雀です。
今回は、野鳥以外の珍しい野生動物を撮影した、私の中では貴重な部類に入る写真をご紹介いたします。
まずはこちら、スッポンです。郡山市五百淵公園で撮影しました。
wikipediaによれば、スッポンの生息地は本州以南とのこと(ただし、養殖場から逃走した個体に由来する個体群と自然個体群の両方が生息するため、正確な自然分布は不明な点が多いとのことです。)。
余談ですが、以前、新聞記事で、本宮市内の田んぼの側溝でスッポンが発見された記事を読んだことがあるほか、何の本かは忘れましたが、二本松市岳温泉方面にスッポンが生息するという記述を見たことがあります。
もしかすると、スッポンは案外身近に生息しているのかも知れません。
では、次の写真をご紹介いたします。
何かが池の中で写真の奥を向いています・・・。
今度は手前を向いている写真です。
実はこれ、郡山市五百淵公園で撮影した、ミンクの写真です。
その名前を聞けば、まず毛皮のコートを連想するミンクは、実は北アメリカ原産の外来種で、元々は養殖用に育ててられていましたが、その中から逃げ出した個体がこのように野生化したとのことで、県内においてもかなりの数が定着し問題となっているようです。
事実、ミンクは五百淵公園以外の場所でも撮影することができました。
所変わり、西白河郡中島村にある童里夢公園で撮影した写真です。ブルーシートの先に、黒い塊が座っています。
一見すると猫ですが・・・。
かなり近くにいたこと、また、あまりに咄嗟のことだったので若干ブレていますが、カメラが捉えたのは、猫ではなくまさしくミンクです。
全てのミンクがそうか、は残念ながら分かりませんが、このミンクは警戒心が薄いのか、岸から近い所を泳ぎ移動していました(藪の中をガサゴソと黒い物が動いていたため、最初はカワウソでもいるのかと思いました。)。
運が良ければ、池のある公園でその姿を見ることができるかも知れません。
最後の写真はこちらです。
木の上で休むニホンリスです。郡山市平成こどものもり公園で撮影しました。リスは山奥にいるイメージでしたが、案外人里近くにも生息しています。
こちらは同じニホンリスを細君が撮影したものです。ちょうど、朝日を浴びている様子となっています。
なお、この平成こどものもり公園の他にも、私は郡山市逢瀬公園や白河市でニホンリスを見たことがあります。
やはり、野鳥を撮影するのとは違い、野生動物を撮影するのは非常に難しいですが、運がよい場合、このように撮影することができます。
(なお、野生動物に遭遇する機会は、意外と多くあると思います。現に私も、この写真以外の野生動物には、福島市と猪苗代町の境でニホンカモシカ、福島県と山形県の境でツキノワグマ、いわき市でイタチかと思しき動物を見たことがありますし、細君は矢祭町でムササビを見たとのことです。)
皆様におかれましても、お出かけの際には、カメラを片手に行かれますと、珍しい物が撮影できるかもしれませんよ!