平成31年4月28日 晴れ
こんにちは、四十雀です。
平成の最後と令和の始まりをまたぐ、大型連休が始まりました。今回の週末農業が、平成最後の週末農業となります。
さて、作業を始める前に、ご報告したいことがあります。
前回の週末農業から本日までの間、例年に比べ気温の乱高下が激しく、安定してくれませんでした。
そのせいなのか、はたまた私の育て方が悪いのか、正直原因は定かではありませんが、「週末農業(平成31年4月①)」で発動した「第一次ハーブ育成作戦」について未だ成功して(発芽して)おりません・・・。
そこで、原因を色々調べてみたところ、どうも今回購入した種は、蒔いてから1か月以上経過して発芽した、というネット情報が・・・(そもそも、袋に発芽率が30パーセントと書いてありました・・・。)
もっとも、種のせい(メーカーのせい)にするつもりはありません。そもそも、ラベンダーを育てるのは難しい、というのは分かっていたつもりです。
とはいえ、このまま手をこまねいていても仕方がありません。そこで私は、奥の手を使うことにしました。
それは・・・こちらです。
畑の横にある実家のビニールハウスです。ひとまず、ここにラベンダーを置くことにしてみました。
ビニールハウス内部の様子です。外気温に比べ、はるかに温度が高く、少しいるだけで汗ばんできます。
この写真中央やや右に置いてある白い物がラベンダーの種等がある発泡スチロールとなります。ビニールハウス内には、実家で育てている花もいくつか置いてあり、芽を出しておりました。
ラベンダーも当面の間、様子を見てみたいと思います。
なお、せっかくビニールハウスを使うので、ついでにこちらも植えてみることにしました。
スーパーで購入したオクラの種です。「おためしパック」とあるのは、いわば少量しか入っていない、というこで、お値段も100円とお安いものでした。
元々、予定ではオクラの苗を購入し露地で栽培する予定でしたが、今回、ラベンダーをビニールハウスで栽培するのに合わせて、ついでにオクラもビニールハウスで苗の状態まで育てた上で、露地栽培にしてみよう、と考えました。
こちらがオクラの種。案外大きい種です。
100円ショップで購入したプランターに土を入れ、オクラの種を蒔いてみました。当面の間、ラベンダーと一緒に、ビニールハウスの中で様子を見てみたいと思います。
では次に、畑作業に・・・と、その前に、畑を点検していたところ、嬉しい発見がありました。
1つだけではありますが、先に植えていたジャガイモの芽が出てきてくれました。
また、ニラの芽も出てきてくれ・・・ました(多分)。
中央やや上部にあるのは雑草(スギナ?)で、中央やや下部に生えているのがニラの芽・・・のはずです。
大根、カブに引き続き、前回蒔いたものが芽を出してくれました。何らかの成果が出ると、俄然作業にやる気が出てきてくれます。
そこでまず、本日最初の農作業は、すでに芽が出始めた大根とカブに関する作業を行いました。
まずは大根の芽の現状です。畑全体に出て来たのが分かります。なお、左端にあるのはカブの芽です。
こちらはカブの芽の現状です。思いのほか大量に出てきてくれていましたが、若干蒔き方が悪かったですね、群生してしまっています。また、見えづらいですが、畑には少しずつ雑草が生えてきています。
そこで、まずは畑の周りに生え始めた雑草を抜きつつ、株間に化学肥料の追肥を施し、さらに、カブについては一部、間引きをしてみました。
このように株間の土を薄く掘り、その中に化学肥料を追肥してみました。
さらに、カブの芽のうち、特に小さいもの選別し間引きしてみました。これで少しは生育が良くなると思います。またしばし、様子を見てみましょう。
次は、新たな野菜の種蒔き・植え付け作業を行いました。
一つ目は種蒔きについてです。
今回も、100円ショップで種を購入してみました。
九条ネギの種です(表に書いてあるのは購入日。)。
しかし、九条ネギと言えば京都特産なのに、なぜ南アフリカ産なのか謎です・・・。
こちらが九条ネギの種となります。
まず、種を植えるため、畑に石灰と堆肥を入れ、鍬で十分に土を掻き混ぜます。
細君が土を掻き混ぜる様子です(なお、畑作業は基本、二人で同時に行っています。)。
次に、土の表面を浅く掘り、そこに種を適当に蒔き、その上に薄く土を被せます。
大分大雑把な蒔き方ですが、これは、ネギはある程度成長後、一度植え替えをするということで、この段階ではさほど手を加える必要はない、とのことです。
九条ネギの種蒔き作業は以上のとおりです。
なお、同時に、こんなネギ属の作物の植え付けもしてみました。
こちらは掘り起こしたワケギの写真です。
うちの畑の周りには、結構な数のワケギが自生(?)しており、それを畑に植え付けてみることにしました。勿論、九条ネギ同様、畑に石灰と堆肥を入れています。
これが植え付けの完了したワケギです。・・・少々(大分?)疎らになりました。大雑把なО型の血液型(夫婦共О型です。)にがなせる業です。根付けばきちんと立つ・・・はずです。
また、畑の周りには、ワケギ以外にも同じネギ属の野草であるノビルがやはり大量に自生しています(こちらは両親が移植したものです。)。現在は畑の一角にノビルを植えています。
ノビルの写真です。ノビルは野草ということもあり、基本的には放置していてもどんどん育ってくれますが、畑で育てた方が大きく育ってくれるはず(なお、ノビルは球根状の根を食べます。)。
このように、現在3種のネギ属の育成をしており、順調に育つのを待ちたいと思います。
最後に、植え付けをするのは里芋です。
実は、私には、農作業を嗜む親戚がいます。地元のスーパーに出荷の誘いが来る程なので、「嗜む」より「営む」と言った方が正しいのかも知れませんが、その今回その親戚から、私の実家に大量の里芋の種イモが届けられた、とのことでした。
本当に「大量」にあります・・・。
これだけの量がありましたので、このうちの数個を、私の畑に植え付けることにしました。植え付けをするに辺り、まず畑に石灰と堆肥を土に入れ鍬でよく掻き混ぜた後、畝を作ります。
次に、ジャガイモ同様、20cm程度の溝を掘ります。そして、溝の底の部分に堆肥と化学肥料を撒いた後、一定間隔に種イモを置き、そこへ土を被せてあげます。
なお、今回、種イモの間隔は、写真で分かるとおり広めにしています。
これは、里芋がある程度の大きさになった頃、この間隔の箇所にショウガを植える予定だからです(里芋の大きな葉が、ショウガの日よけになるとのことです。)。
これで本日の作業は全て完了しました。
気が付けば、私の週末農業農園(仮名)、様々な種類の野菜が植えられるようになりました。現況図は次のとおりです(ただし、かなり現況にそぐわなくなってきました・・・・)。
今後の予定としては、GW明け位から、ぼちぼち夏野菜を植えることを考えています。
ただ、一番の気がかりは、冒頭に書いたとおり今年の気温が安定しないこと。そのため、今年の野菜のは生育が大分遅いとのことです。
また、県内のダム湖が今月の段階で渇水に関する報道がされているのも気になります。
こればかりはどうしようもありませんが、野菜作りに良い天気が続くことを祈るばかりです。
本日の作業時間
午前9時30分~午前11時30分 約2時間
本日の作業内容
オクラと九条ネギの種蒔き、大根とカブの周りの草抜き、追肥入れ、間引き(カブのみ)、ワケギとノビルの植え付け、里芋の植え付け