こんにちは、四十雀です。
今回は、しらかわ温泉「弁天荘」さんのご紹介をいたします。
弁天荘さんは、白河市北側、国道4号線から県道58号線をに入り、さらに奥にある静かな一軒宿の温泉です。
なお、住所としては現在白河市ですが、以前は「西白河郡大信村」だった場所です。
この看板が目印となります。
「弁天荘」の名の通り、弁天様(弁財天)の像が置かれております。外だけではなく、建物内にもあります。
なお、建物内には、様々な物が置かれていて、それを眺めるのもなかなか楽しいです。
まず、玄関でお出向かしてくれるのは巨大な壺です。でも、そもそも、どのような用途で作られた物なのでしょうか・・・?
続いて甲冑が置かれています。見た感じ、年代物であるのは分かりますが、果たして合戦で使用された物なのでしょうか?
色鮮やかな陶器が飾られています。
カウンターには、南東北(特に宮城、福島)ではお馴染み、仙台太郎の木造が置かれています。紙に書かれた仙台太郎が貼られているケースはよくありますが、木造は珍しい・・・と思います。
カウンター上に置かれていた獅子頭です。写真では分かりづらいですが、この獅子頭、獅子舞などで使われているそれよりも遥かに巨大な物でした。
大きなノッポの古時計、現役です。ねじで巻くタイプの時計のようですが、そうするとかなりの年代物だと思われます。
ロビーには、写真のような茶の湯が出来そうな場所も設けられています。
赤いのれんの先に、お風呂場があります。
のれんの先には、休憩所が二か所、設けられています。特に、湯上り用の冷水はとてもありがたいです。
休憩所から見える庭園です。
廊下にも、弁天様の像が置かれています。
弁天荘さんの温泉分析書です。
弁天荘さんのお湯は薄めの茶褐色で無臭です。先程ののれんに書かれていたとおり、まさに「黄金の湯」と言えるお湯です。
また、源泉温度自体は50度ですが、実際入浴してみると、標準的な程よい熱さで、のんびり浸かることができる温度だと思います。
さらにこのお湯、少々ぬめりを感じるのが特徴で、最初はそうでもありませんが、段々と肌の表面にぬめりを感じるようになります。とても肌に良い、ということが実感できる温泉だと思います。
建物外から弁天荘さんを眺めた写真です。湯船から外を眺めると、隣接するこの池(沼?)が見えます(勿論男湯のみです。)。たまに、ブラックバス狙いと思われる釣り人の姿も見えます。
私個人の感想としては、弁天荘さんの湯は、のんびり浸かれて疲労が取れ、かつ、お肌がスベスベになるお得な温泉だと思います。これがまさに、弁天様のご加護でしょうか。
ぜひ一度、お試しの程を。
※令和元年6月15日追記
弁天荘さんのパンフレットを追加しました。
温泉データ
しらかわ温泉 弁天荘(源泉掛け流し)
[場所]
白河市(旧大信村)
[泉質]
アルカリ性単純温泉
[源泉温度]
53.4度
[pH]
9.3
[施設概要]
内湯、露天風呂(打たせ湯有)
[営業時間]
午前10時~午後9時30分
[料金]
500円
(令和元年5月12日現在)