令和元年5月26日 晴れ(猛暑日)
こんにちは、四十雀です。
毎週末、週末農業のために帰省している私の実家の周囲は、田園に囲まれるのどかな農村のような場所です。
そのため、実家の建物には大量のスズメが住み着いているほか、家の周りにも、ヒヨドリ、ムクドリ、カワラヒワが常時飛び交うほか、時期によりオナガなども飛来します。
そんな自然豊かな実家で、今回遭遇した野鳥はこちらです。
日本の国鳥として、そして、かつて一万円札の裏側にいたことでお馴染みの野鳥・キジです。
元々、実家付近にキジが飛来するのは知っていました(週末農業で訪れる度に鳴き声は聞こえていましたし、両親も、毎日見ている、とのことでした。)。
しかし、今回、キジを狙っていた訳ではなく、たまたま実家に帰っていたところ遭遇した、ラッキーな出会いでした。
このキジは、草むらをトコトコと歩いていました。
時折、草花のおかげで姿が見えなくなりますが、それでも赤い顔はとても目立ちます。
ようやく草むらの中から出てきてくれました。あまり周囲のことはお構いなしに、やはりトコトコ歩いて行きます。
キジは飛ぶのは苦手で、走るのは速い鳥です。一説には、時速32Kmといいます。
ようやく歩みを止め、立ち止まってくれました。色鮮やかな姿がよく分かります。
なんと、飛ぶのが苦手なキジが飛んでくれました。まぁ、あくまで苦手な訳で、飛べない訳ではないのですが・・・。
しかし、見れば見るほど、飛ぶのが苦手な理由が分かる写真です。
このまま、キジは草むらの中に姿を消してしまいました。時間にして10分程度のことでしたが、それなりの写真を撮ることができました。
なお、珍しいように思えるキジですが、この時期、河川敷や比較的森の多い公園などで鳴き声を聞くことができます。なかなか姿を見せてはくれませんが、鳴き声の聞こえる方向を慎重に探せば、ひょっこり姿を出してくれるかも知れません。
[撮影時間]
午後4時 約10分
[確認できた野鳥]
スズメ、ムクドリ、キジ
[撮影出来た野鳥]
キジ