こんにちは、四十雀です。
今回は、双葉郡大熊町にある「大熊食堂」さんのご紹介をいたします。
大熊食堂さんは元々、東京電力社員向けの食堂として作られた食堂でしたが、平成29年4月から、昼食時に一般開放されるようになりました。まだまだ新しい建物なので、外観内装ともにきれいです。
簡単に食堂、とは言いますが、その規模はかなり大きく、大人数収容可能なほか、小規模な売店も設置されています。
東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故の影響が続く大熊町では、大熊食堂さんは数少ない食事処です。
メニューとしては、週替わりの定食3種類、丼物、ラーメンのほか、当然ながらそばが提供されています。
今回注文したのはかき揚げそば(大)です。注文は食券を購入するスタイルです。なお、そばの種類としては、ざるそばやカレーそばなどがありました。
写真にあるように、そばは細めの麺を使用しています。多分茹でそばかな? と思います。つゆはあまり濃いめではなく、上品な味付けに仕上がっていました。無論、かき揚げ自体も美味しいです。
私が訪れた日は、お昼前に食堂に入りましたが、食堂内は東京電力関係と思われる方々が食事をしていました。
原発事故については、様々な意見や思惑がありますが、まずは現場で作業をする方々が、大熊食堂さんで英気をつけて、安全に廃炉作業に従事していただきたいです。
ぜひ一度、お試しの程を。