令和元年6月1日 晴れ
こんにちは、四十雀です。
2,3日前から、自宅(アパート)でも、早朝カッコウの鳴く声が聞こえ始めました。カッコウはユーラシア大陸やアフリカ等に広く繁殖しており、日本には5月頃から飛来します。
さて、自宅でも鳴き声が聞こえる=周囲を散策すればカッコウが撮影できる。そう考えた私は、本来今日(6月1日)、朝一で自宅周りを散策するつもりでしたが、前日、少々お酒を飲みすぎたため断念。
次に、週末農業の作業終了後、改めて散策しようとしましたが、一度、部屋の座椅子に座ったところ、忽ち外に出る気がなくなり断念。パソコンを起動し、ブログを書き始めていました。
ところが、午後4時くらいでしょうか。だらけている私をあざ笑うかのように、外から幾度もカッコウの鳴き声が聞こえてきます。
「ベランダから見える所になんかいないだろうなぁ。」
そう思いながら、何気に外を覗いて見たところ、私の視界に入ったのは・・・。
まさかのカッコウが二羽!
なお、完全に望遠レンズのアウトレンジだったため、結構ぼやけています。
全くもって油断をしていました。まさか、部屋のベランダからカッコウが見れるとは・・・。その後、カメラを手元に、カッコウの鳴き声がするたび、ベランダに幾度も出ました。
先程の電柱よりもさらに遠い場所にあるテレビアンテナに止まるカッコウ。
そして、私の裏をかき、一番最初の電柱に止まるカッコウ。あざ笑われている気分です・・・。
その後、カメラを片手にベランダに出る→カッコウに逃げられる、を繰り返しました。そしてようやく・・・。
ようやく丁度いい場所にカッコウが止まってくれました。
このテレビアンテナの上に止まりながらカッコウは鳴いていました。
風で胸の辺りの羽毛が乱れたカッコウです。
この後、カッコウは飛び去りましたが、ただ飛び去った訳ではありません。
実は、先程から、一羽のカッコウが鳴くと、どうも別のカッコウ一羽か二羽が現れ、ケンカをしておりました。推測ですが、縄張り争いをしていたのではないか、と思います。
また、カッコウを狙っている際、思わぬ収穫もありました。
電線に止まるオナガです。カッコウもそうですが、オナガも撮影するのは初めてでした。
実は、ここ最近、自宅周辺にオナガがいることに気付いてはいましたが、丁度よい位置に止まってくれてラッキーでした。
この後、オナガは飛んで行きました。
さて、今回、カッコウとオナガが同時に撮影できたことに、ある因縁を感じました。
と、言うのも、カッコウは「托卵」、自分の卵を他の鳥の巣に産み育てさせることで有名な鳥ですが、カッコウは最近はオナガの巣にも卵を産むことがある、とのことでした。
つまり、同じ日に「托卵する側」と「托卵される側」を撮影することが出来たわけです。
しかし、この2種類の野鳥が自宅にいながら撮影できるとは思いませんでした(今まで自宅周りで確認できた野鳥はスズメ、ムクドリ、キジバト、カラス類でした。)。
今後も、何か野鳥が来ないか観察を続けたいと思います。
[撮影時間]
午後4時00分~午後6時00分 約2時間
[確認できた野鳥]
[撮影できた野鳥]