こんにちは、四十雀です。
今回は、那須塩原温泉「光雲荘」さんのご紹介をいたします。
なお、今回は日帰り入浴ではなく、宿泊をしております。
光雲荘さんは、栃木県那須塩原市にある温泉宿です。
建物の外観です。到着するとお店の方がお出迎えしてくれます。
建物内部は綺麗で、かつ、風情ある作りとなっています。また、売店には、地元のお土産等が販売されています。
さて、光雲荘さんには、なかなか珍しいものが置かれています。
それがこちらです。
光雲荘さんの敷地内には付属建物状態の足湯と飲泉所が設置されているのです。
しかもこの足湯兼飲泉所、ただの足湯兼飲泉所ではなく、さらに珍しいことに温泉卵を作ることができるのです。
勿論今回、温泉卵を作ることにしました。
フロントで注文した卵をかごに入れた状態で、源泉の吹き出し口に30分程浸します。
お店の方いわく、30分を過ぎると状態が変わらないとのことでした。
卵が出来上がるまでの間は、足湯に浸かったり飲泉したりしています。
こちらが紙コップに入れた飲泉用のお湯です。味は、私の細君曰く、鉄の風味とかすかに塩味を感じる、とのことでした。
味音痴の私には、少し変わった味の白湯かな、くらいしか、分かりませんでしたが・・・。
そうこうしているうちに、30分が経過しました。
源泉から引き揚げた卵です。見た感じは特に変わりはありません。
出来上がった温泉卵は、とてもふわふわとろとろの絶品温泉卵でした。塩を少し振りかけて食べるととても美味!
特に、写真にあるように、黄味の濃厚さが半端ありませんでした。この卵で卵かけご飯を作ったら、相当絶品だと思います。
次は光雲荘さんのお食事時の紹介をしたいと思います。
まずは晩御飯から。
晩御飯のお品書きです。
まずはカンパチ、ヤシオマス、イワナのお造り、ゆば、ヤシオマスの酢の物等々です。ヤシオマスは美味でした。
若鮎の塩焼きです。緑の皿は蓼酢です。
合鴨ロースと季節の野菜の炊き合わせです。
ほうれんそうとジャガイモのクリームスープです。
ご飯一式です。ご飯にかかるのは、ゆば山椒のふりかけです。
デザートの温泉プリンです。
そして、順番が前後しましたが、光雲荘さんの名物料理「石焼き樽」です。
目の前で、熱々に焼けた石を樽の中に入れるため、写真でもはっきりと湯気が立つ様子が分かります。
ちなみに、晩御飯には追加料理をお願いすることもできます。
今回は注文しませんでしたが、特に気を引くのはイワナとカジカの骨酒。特にカジカの骨酒は非常に珍しいと思います。
次は朝御飯です。
朝御飯も晩御飯も、とても美味しいものでした。食事は温泉に次ぐ、温泉宿の楽しみ。とても満足できるものでした。
次は、光雲荘さんの温泉のご紹介をしたいと思います。
光雲荘さんの温泉分析書です。これを見ると、源泉が二つあるようです。
お風呂場に備え付けられている、塗るグルコサミンと、馬油の保湿クリームです。ついついたっぷり使ってしまいます。
光雲荘さんの温泉ですが、薄い緑色のように感じるお湯をしています。臭いについては、お湯自体からは感じないのですが、お湯に触れた手や体の臭いを嗅ぐと、鉄臭く感じることから、温泉には鉄分が含まれているようです。
pH値の関係上、ぬめりは感じませんが、その分、肌に浸透する感じがします。
お湯自体はさほど熱いとは感じないと思います。
なお、光雲荘さんの売店では、温泉のお湯を持ち帰りするためのボトルも販売されています。
つまり、光雲荘さんの温泉は、お肌に非常にいい温泉、ということです。
今回は、美味しい食事とお肌によい温泉を十分に堪能することができました。
ぜひ一度、お試しの程を。
温泉データ
那須塩原温泉 光雲荘(源泉掛け流し)
[場所]
栃木県那須塩原市
[泉質]
その1とその2
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
[源泉温度]
その1
73.2度
その2
55.5度
[pH]
その1
6.81
その2
7.1
[施設概要]
内湯(サウナ付き)、露天風呂、家族風呂、足湯(飲泉可)
(令和元年6月7日現在)