こんにちは、四十雀です。
今回は、「南相馬市役所地下食堂」さんのご紹介をいたします。
南相馬市は福島県の海沿い、いわゆる「浜通り地方」にある市で、平成18年に原町市、相馬郡鹿島町及び同郡小高町が合併し誕生しました。
これは全くの余談ですが、私は幼少の頃、原町市に住んでいたことがあります。その当時の記憶はありませんが、有名な無線塔(関東大震災の第一報を通信したことで有名)や、国鉄カラーのひたち号が運用されていました。
国鉄カラーのひたち号(485系電車、というそうです。)と無線塔です。
(なお、この写真は、インターネット上から転用してきた写真です。)
合併後の市役所庁舎は、旧原町市役所のものを使用しており、その地下に食堂があります。今回は、仕事の都合で訪れました。
今回、入口付近しか写真撮影していませんが、この写真のとおり、歴史を感じさせる「味」のある造りの食堂となっています。
食堂の発券機です。そばは「かけそば」と「かき揚げそば」の2種類です。
今回はかき揚げそばを注文しました(少し「ナポリタン」もそそられましたが、ナポリタンを注文してしまうとネタにならなくなります・・・。)。
出来上がったかき揚げそばです。なかなか大きめのかき揚げが乗せられています。
南相馬市役所地下食堂さんのそばは、茹でめんではなく生めんを使用しているタイプ、また、つゆは気持ちぬるめで、昆布系を使用しているように思いました。
汗っかきな私にとっては、多少ぬるい方が汗をかかず食べられ嬉しいところでした。
味ですが、つゆは(いい意味で)あまり濃くないため、かき揚げから出る油を染みこませると、より一層旨味が広がる感じがしました。よい味だと思います。
それほど高くない値段、注文してからすぐにそばが出てきてくれるなど、非常にお手軽感のあるそばと言えます。
また、そば以外にも、少し昭和の香りがするレトロな市役所庁舎内部で食事をするのも楽しいものだと私は思いました。
是非一度、お試しの程を。