こんにちは、四十雀です。
今回は、早戸温泉「つるの湯」さんのご紹介をいたします。
つるの湯さんは桐が特産で有名な大沼郡三島町にあり、大河・只見川沿いに日帰り施設と珍しい湯治施設(珍しい自炊による宿泊)が設置されています。
この建物からエレベーターで下に降りると入口があります。
敷地内にある、由来と周辺案内の看板です。
つるの湯さんの歴史は古く、上に掲載した由来にあるとおり、宝亀2年(771年)まで遡るとのことです。
エレベーター内に貼られていました。霧幻狭の渡し船は只見川では有名な観光スポットで、特に霧が出ている時はとても幻想的になります(今回訪れた時、霧幻狭には行きませんでしたが、只見川は各所で霧が出ていました。)。
つるの湯さんのお湯、飲泉可能で、入り口横に飲泉場があります。
つるの湯さん入口です。中には休憩所も完備しており、様々な方が訪れてお湯に入り休めるような造りとなっています。
建物内ではアイスやお菓子が売られているほか、自宅用入浴剤も売られています。
また、休憩所では、ラーメンを注文して食べることが可能です。
休憩所からは、脇を流れる雄大な只見川を眺めることができます。
つるの湯さんの温泉分析書等です。
つるの湯さんのお湯は茶褐色で、湯に入ると自身の体が見えない程の色合いです。お湯からは、特に匂いを感じたりはしないと思います。
ただ、飲泉可能なお湯は塩分を含んでいるようで、若干しょっぱく感じます。
源泉温度の高いつるの湯さんのお湯は気持ち熱めに感じられると思います。
熱いお湯が苦手な方は、只見川を展望できる露天風呂に入ると良いかもしれません。
ただ、特に夏場、この地方はアブが出やすいため、露天風呂に入る際には十分注意してください(うちの細君も、どうやら入浴中、アブに刺されたとのことです。)。
つるの湯さんのパンフレットです。
湯治客と周辺住民に人気のある温泉、ぜひ一度、お試しの程を。
温泉データ
早戸温泉 つるの湯(源泉掛け流し)
[場所]
大沼郡三島町
[泉質]
ナトリウム-塩化物温泉(低張性中性高温泉)
[源泉温度]
52.9度
[pH]
7.0
[施設概要]
内湯、露天風呂、休憩所(食事可)、飲泉所
[営業時間]
午前9時~午後9時
[料金]
大人 3時間 600円 1日 1200円
小人 3時間 400円 1日 800円
(令和元年7月19日現在)