こんにちは、四十雀です。
今回は、平成31年度(令和元年度)の春大根及び辛味大根の種蒔きから収穫までの過程をご紹介いたします。
この大根が、私が週末農業で初めて収穫した野菜となります。
1 畑の準備①(平成31年3月16日)
畑の土を鍬や管理機で慣らし、そこに堆肥と苦土石灰をまき、さらに耕します。
大抵、種をまく前、1、2週間前に、堆肥と苦土石灰を畑に入れるとのことです。
苦土石灰は、畑が雨で酸化するのを防ぐためにまくものです。
堆肥は我が家では牛糞堆肥を使用しています。
2 畑の準備②(平成31年4月6日)
畑に野菜用の化学肥料をまきます。
野菜専用の化学肥料を今回使用しました。まいた化学肥料は、鍬でよく土に混ぜ込みます。
次に、畝を作ります。
畝のイメージです。
ただ、あまり畝を高くしすぎると、土寄せする際に土が足りなくなってしまいます。
3 種蒔き(平成31年4月6日)
今回用意した種はこちらの2品となります。
畝に二本の棒を乗せます。まっすぐに種を蒔けるようにするためです。
棒に沿いながら、オロナミンCの瓶の底を使い、畑の表面に穴を作ります。
なお、穴の間隔は、オロナミンCの長さとなります。
一つの穴の中に5粒程度、近接しないように種を蒔きます。
そして、土を軽く被せれば種蒔きは終了です。
4 防虫剤(平成31年4月20日)
種蒔きから2週間経過し、すでに大根は発芽していましたが、この頃ですでに、葉が虫に食べられていました。
そこで、仕方なく、今回は防虫剤をまくことにしました(次回の大根栽培では、防虫剤を使用しないようにする予定です。)
使用したのはオルトランで、芽の根元付近にまきます。
5 追肥(平成31年4月28日)
ある程度芽が成長した段階で化学肥料の追肥を施します。
株間を少し掘り込み、そこに化学肥料を入れます。
6 放置期間
「週末農業」という都合上、1週間に1度しか畑には行きませんでしたが、そう毎週行う作業がある訳ではなく、大根についても、雑草を抜くのとたまに根元に土寄せをする以外、特に何もすることのない時期がありました。
令和元年5月4日の大根の様子です。
令和元年5月11日の大根の様子です。
令和元年5月18日の大根の様子です。
令和元年5月25日の大根の様子です。
春先はあまり雑草は出ないので、たまにスギナを抜く程度の仕事でした。
あとは、ある程度大きく成長した段階で、周囲の土を削り、根元に土寄せを行いました。
7 収穫①(令和元年6月1日)
今回蒔いた辛味大根は45日で生育・収穫できるものでした。その事実を知らなかったため、トウ立ち(収穫期を過ぎ、花茎が伸び開花している状態。)してしまいました。
こうなってしまうと、根の部分の栄養を吸い取られてしまいます。
収穫した辛味大根です。小振りですが、辛味大根というのはこれくらいのサイズです。立派に成長してくれました。
なお、トウ立ちした辛味大根の一部はそのままにし、種を採取してみました。
採取した辛味大根の種です。秋口に蒔いてみる予定です。
8 収穫➁(令和元年6月9日)
辛味大根に送れること1週間、大根も収穫することにしました。
実は、収穫した大根の写真がほとんど残っておりませんでした・・・。
大根の収穫には、約2か月半かかりました。
なお、今回の大根は、若干種を蒔く時期が悪かったようで、あまり成長が良くない、という反省点もありました。やはり、野菜を植える時期を見極めるのはなかなか難しいところです。
しかし、一番の感想ですが、農業=作業がたくさんある、と思っていたところ、案外やることは少なく、それで収穫できることが分かった点にあります。
もちろん、家庭菜園規模ということもありますが、これなら気楽に畑を楽しむことができます。そこが一番大きいですね。
今回の経験を参考とし、次は、秋大根に挑戦してみようと考えています。