よもやま動物撮影日記（ねこ③・芦ノ牧温泉駅・らぶ駅長①）

こんにちは、四十雀です。

今回のよもやま動物撮影日記・ねこ編ですが、大変レアな猫を撮影することができました。

ご存じの方も多いと思うのですが、福島県会津若松市にある芦ノ牧温泉駅（会津鉄道）には、猫駅長「らぶ」がいます（また、施設長としてらぶの実弟「ぴーち」がいます。）。

実は、地元のテレビ局「福島中央テレビ」の規格で、「飛び猫」の写真家として名高い写真家の五十嵐健太先生を講師としてお招きし、らぶ駅長の写真を撮影する、というイベントが開催されることをCMで知り、応募してみたところ、なんと見事当選いたしました。

飛び猫

そこで今回、らぶ駅長を撮影すべく、うちの細君とともにイベントに参加することにしました。
なお、らぶ駅長の撮影は基本禁止されています（初代猫駅長の「ばす」が、観光客がフラッシュを使い写真撮影した結果、目を悪くしたためです。）。

よって、同駅に行き、らぶ駅長を撮影することは、絶対に慎むようにしてください（フラッシュを使わないから撮影してもいいだろう、という訳ではありません。ルールを守れない方がいると、このような貴重な企画でさえ行われなくなる可能性があります。）。

芦ノ牧温泉駅駅舎の様子です。同駅の開業は昭和2年（1927年）と古く、国鉄会津線の上三依駅として開業しました（同駅舎は開業当時の建物をそのまま使用しているとのこと。）。

国鉄時代の駅名が今も残ります。

そして、昭和62年（1987年）の国鉄民営化の際に現在の会津鉄道に転換、その際に「芦ノ牧温泉駅」に改称し、現在に至ります。

駅舎前には駅長と施設長の写真が飾られています。
ばす駅長は平成20年（2008年）に就任、同27年（2015年）にらぶにその座を譲り、翌年他界しました。

駅の傍らには、ばす駅長のお墓があります（今も花やお供え物が絶えません。）。

さて、前置きはこのくらいにしまして、らぶ駅長の写真をご紹介したいと思います。

なお、今回、折角の機会ということで、気が付けば私自身、300枚以上の写真を撮影していました（うちの細君は60枚）。一度にすべてはご紹介できない枚数なので、何回かに分けてご紹介したいと思います。

それから、この写真は、「プロの写真家（五十嵐先生）の指導のもと、特別の許可を得て撮影した」写真です。
先にも書きましたが、らぶ駅長の写真撮影は禁止されていますのでご注意ください。

今回の写真撮影はまさかの野外で行われました。
駅員に抱えられ駅舎を出た後、草むらの上に置かれた直後のらぶ駅長です（Nikon D5500で撮影。）。

カメラを手にする人に囲まれても、らぶ駅長は全く動じません、カメラ慣れしています。
むしろ、写真撮影会初参加の私の方がテンパっていました（唐突に写真撮影が開始されたので、結構慌ててしまいました。）

木陰にちょこんと座り、写真撮影しやすくしてくれたらぶ駅長です。なかなか堂々としており、駅長の風格が出ています。
なお、らぶ駅長の品種はアメリカンカールとのことです。

被写体であるらぶ駅長だけではなく、周囲の風景（隣にある木）も含めることを意識して写真を撮影して見ました。

正面だけではなく、様々な角度を見ている写真というのも悪くないと思います。

なお、当初、使用レンズは「AF-S NIKKOR 15-55mm」を使用していました。被写体の近くで撮影できる・・・と思っていたためですが、写真撮影会となると周りに人が多く、自分だけ突出すると迷惑になるため、急遽「AF-S NIKKOR 55-300mm」＋「Kenko  テレコンバーターDGX AF-S」に換装しました。

Nikon 標準ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR ニコンDXフォーマット専用

Nikon 望遠ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR ニコンDXフォーマット専用

Kenko テレコンバーター テレプラス HD 2× DGX ニコン AF-S G/E用 焦点距離2倍 060117

AF-S NIKKOR 55-300mmのおかげで、被写体と離れていてもうまく撮影することができました（ただ、テレコンバーターを装着すると、被写体とうまく焦点が合わないことが多く、少し慣れるのに時間がかかります。動き回る猫相手には不向きかも・・・。）。

今回の写真はここまでとなります。
我ながら、あまりに多くの枚数を撮影したため、加工にも時間がかかり手が回りませんが、なるべく早めにUPしたいと思います。