こんにちは、四十雀です。
今回は、「豊国酒造」さんの日本酒について、ご紹介をいたします(全国新酒品評会(2018酒造年度)金賞受賞)。
豊国酒造さんは、石川郡古殿町に酒造を構えております。古殿町はいわき市に隣接する山間にあり、特に流鏑馬祭りの神事が有名な町です。
余談ですが、古殿町は戦国時代、岩城氏に属していた竹貫氏の所領がありましたが、この竹貫氏は強弓を使うことで知られていたとのことです。
さて、豊国酒造さんは、ホームページによりますと、天保年間(1831~1845年)、幕末間近の頃から酒造りを行い、主に石川郡や東白川郡を中心とした地元で消費されてきた、とのことです。
もっとも、近年、豊国酒造さんは全国新酒品評会で連続で金賞を受賞しているので、その知名度はとても高いと思います。
古殿町内の電柱には、豊国酒造さんの広告が設置されています。
国道349号線(御斎所街道)沿いに豊国酒造さんはあります。杉玉も吊るしてあるのですぐに分かります。
古殿町には道の駅が設置されていますが、同駅内ではやはり、地元の酒蔵である豊国酒造さんのお酒が豊富に取り揃えてられています。
さて、今回、ご紹介用に購入しましたお酒はこちらとなります。
「東豊國」、純米酒です。こちらは「コラッセ福島」で購入したものとなります。
sizyuukara-1979.hatenablog.com
グラスに注いでみました。
かすかにですが、色が付いているのが分かります。色はあまり濃くはありませんが、その分、日本酒の良い香りが強く漂っているのが分かります。
次に一口。
辛口の部類に入る味だと思いますが、言うほど強めの辛口、と言う訳ではなく、とても飲みやすいお酒だと思います。
なお、うちの細君いわく、フルーティな香りがして、すっきりして飲みやすいお酒、とのことでした。
小さな山間の町で作られる日本酒ですが、とても「地酒」感の強い、気持ち辛口の美味しい日本酒だと思います。
ぜひ一度、お試しの程を。
(令和元年8月30日試飲)