四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

福島県在住のアラフォーど素人初心者の手による週末農業(野菜・ハーブ育成)の様子を始め,県内(及び隣接県)の温泉,日本酒,釣り紀行,各種写真(野鳥,風景,猫等々)等,名産品や見所をゆるくご紹介するブログです。

ハーブ育成日記(ジャーマンカモミール①)

こんにちは、四十雀です。

今回は、平成31年度(令和元年度)のジャーマンカモミールの種蒔きから収穫までの過程をご紹介いたします。

1 畑の準備(平成31年3月16日、同年4月6日)

今回、ジャーマンカモミールは野菜を植えるための畑の一角に種を蒔くことにしました。
そのため、畑の準備については、通常の野菜を植えるための準備と同じ方法となります(下記の別稿のとおり。)。

sizyuukara-1979.hatenablog.com

なお、今回は実験的に種を蒔いたもののため、さほど大きくはないスペース(10cm程の高さの畝)を用意しました。


2 種蒔き(平成31年4月20日

f:id:sizyuukara-1979:20190916081059j:plain

 

f:id:sizyuukara-1979:20190916081113j:plain


今回蒔いたカモミールの種はこちら、ダイソーさんで販売されていたものです(発芽率は60%とのこと。)。

なお、種を蒔く前、4月9日から10日にかけて、まさかの積雪がありました。

また、種蒔き方法については、軽く土に指で穴を開け、その中に種を蒔く方法としました。

3 発芽確認(令和元年5月25日)

f:id:sizyuukara-1979:20190916081811j:plain


今回、カモミールの芽であることが確実な芽、を確認したのが、種を蒔いてから1か月以上経過した5月25日のことでした。

ただ、写真を見て分かるとおり、この状態でかなり成長しているので、実際の発芽は、もう少し早かったのではないかと推測しています(どうしても畑に植えると、雑草の芽と区別がつかない欠点があります。)。

なお、この段階で発芽した芽は1つのみでした(便宜的にに「A株」とします。)。

4 成長過程(令和元年6月1日~6月29日)

f:id:sizyuukara-1979:20190916082300j:plain


6月1日段階での様子です。

f:id:sizyuukara-1979:20190916082518j:plain


6月9日の様子です。左右上部に写る緑色の植物は雑草(スギナ)です。

f:id:sizyuukara-1979:20190916082816j:plain

 

f:id:sizyuukara-1979:20190916082826j:plain


6月16日の様子です。最初の芽とは別に、さらに2つの芽の発芽を確認しました(便器的に「B株」、「C株」とします。上段の写真がA株です。)。

f:id:sizyuukara-1979:20190916083226j:plain


6月29日の様子です。A株はついにつぼみをつけ始めました。

f:id:sizyuukara-1979:20190916083433j:plain


B株、C株はまだまだ成長過程です。

5 開花(令和元年7月6日~7月21日)

f:id:sizyuukara-1979:20190916083814j:plain

 

f:id:sizyuukara-1979:20190916083825j:plain


7月6日、A株の開花を確認することができました。

f:id:sizyuukara-1979:20190916084144j:plain


7月13日の様子です。B株、C株もつぼみをつけはじめました。
また、A株は完全に開花、収穫可能な状態にまで成長をしています。
なお、A株についてはかなり成長し、茎が倒れ始めていたので支柱を立てることにしました。肥料が多かったのが原因かと思います。

f:id:sizyuukara-1979:20190916084527j:plain


7月21日の様子です。A株は1つの株で大量の花を咲かせてくれました。大量に収穫できる可能性があるのは嬉しいところです。
また、写真を見ると分かるように、花の黄色い部分がとがり始めています。このような状態になると、段々種を収穫できるようになるとのことです。

6 収穫(令和元年7月26日~8月3日)

f:id:sizyuukara-1979:20190916084942j:plain


7月26日、種採取用に一部収穫をしてみました。
採取したこの部分は自宅の日当たりの良い場所に置き、十分に乾燥させます。

f:id:sizyuukara-1979:20190916085322j:plain

 

f:id:sizyuukara-1979:20190916085341j:plain


8月3日、採取した種の様子です。
今回採取した種は、9月以降に再度蒔くことにしました。

7 まとめ

最終的に、ジャーマンカモミールの花は8月下旬まで咲いていました(A株のみ)。

今回、初めてのジャーマンカモミール種蒔きは成功したと思います。ジャーマンカモミールは、露地植えにしそのまま放置していても育ってくれる点が嬉しいところです。

反省点としましては、肥料を多く畑に入れすぎると大きく成長してしまい、自立することができない、という点です。次回以降は肥料の量には十分注意する必要があるかな、と思いました。

今回はあくまで成長過程を見るための実験に植えたもので、ハーブティー用の収穫は行いませんでした。しかし、実際、ジャーマンカモミールのそばによると、非常によい香りが漂ってくるのを確認することができました。
次はハーブティー用に収穫したいと考えています。