こんにちは、四十雀です。
今回は、平成31年度(令和元年度)の春から夏にかけて育てたトマトの苗の植え付けから収穫までの過程についてご紹介いたします。
1 苗の購入及び植え付け(令和元年5月18日)
今回植えた品種は「桃太郎」、苗を2つ購入しました。
また、植える場所は実家にあるハウス内です。
さて、ハウス内にはすでに「マルチング」が用意されています。マルチング等の準備については、別稿を参照してください。
sizyuukara-1979.hatenablog.com
上記の写真のとおり、マルチングにまず穴を開けます。
この穴の中に、たっぷりと水を入れ、苗を入れてよく土を被せます。
次に、苗の隣に支柱を差し込み、苗をビニールテープで「8の字」に結びつけます。
これで作業は完了となります。
2 成長過程(令和元年5月25日~7月6日)
5月25日の様子です。すでに花が咲いています。
6月1日の様子です。
この頃から「芽かき」を始めました。芽かきとは、トマトの主茎に栄養が行きわたるように余分な脇芽を摘む作業で、特にハサミを用いず、指で摘み取ります。
摘み取った芽は、そのまま捨てる訳ではなく、ポットに入れると発根するとのことです(こちらはうちの親が露地で育てていました。)。
6月9日の様子です。背丈も伸びて来たため、上部もビニールひもで支柱に結びつけました。
また、芽かきも実施しています。
6月16日の様子です。トマトの実が成り始めました。
6月22日の様子です。実の数も増えてきました。
6月29日の様子です。さらに成長しているので、ビニールひもで支柱に結びつけました。
7月6日の様子です。今年は梅雨明けが遅く、その分日照不足で、トマトが熟するのにも時間がかかりました(7月15日に畑を訪れた際も特に変化はありませんでした。)。
3 収穫(令和元年7月21日)
7月21日の様子です。ようやく完熟してくれました(1個、謎の穴が開いていたのが気になりますが・・・。)。
ずしりと重い完熟トマトです。市販品ではなかなかお目にかかることはできません(市販品は完熟する前に収穫し、出荷中に熟させるのがほとんどです。)。
4 まとめ
このトマトについては、9月上旬まで収穫することができました。
今回、初めて植えたトマトですが、気が付いた点としては、
①結構な大きさまで成長する(私は身長181cmありますが、それを優に超える大きさまで成長しました。)。
➁成長しすぎて枝が折れる(上記のとおり、何回もビニールひもで支柱に結びつけましたが、それでも気を付けないと折れるようです。実も結構な重量があるのも一因です。)。
③苗2つでもかなりの量が収穫できる(おのずと食べきるのに限界があります。加工系のレシピも調べた方がいいです。また、上記のとおり、芽かきした脇芽からも苗が育ちます。苗は1つで十分かも・・・。)
と言ったところです。
ただ、ハウスで育てる分には、上記のとおり芽かきと定期的にビニールひもで支柱に結び付ける程度の作業となり、あまり負担がない農作業? だと思います。
参考にしていただければ幸いです。