四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

福島県在住のアラフォーど素人初心者の手による週末農業(野菜・ハーブ育成)の様子を始め,県内(及び隣接県)の温泉,日本酒,釣り紀行,各種写真(野鳥,風景,猫等々)等,名産品や見所をゆるくご紹介するブログです。

日本酒紀行(末廣酒造・福島県会津若松市)

こんにちは,四十雀です。

今回は,「末廣酒造」さんの日本酒について,ご紹介いたします(全国新酒品評会(2018酒造年度)金賞受賞)。

なお,末廣酒造さんは,「ふくしま酒蔵めぐり」に参加されている酒蔵さんでもあります。

sizyuukara-1979.hatenablog.com

 
末廣酒造さんは,会津若松市に酒蔵を構えており,同酒造のホームページを見ますと,嘉永三年(1850年)から日本酒造りを続けているとのことです。
ちなみに,その3年後の嘉永六年(1853年)には,歴史の教科書で有名なマシュー・ペリーによる黒船来航が発生しています。まさに幕末の頃のことです。

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末廣酒造さんの建物の様子です。時代を感じる佇まいをしております。
なお,余談ですが,以前,私が懇意にしている後輩ちゃんが末廣酒造さん近くのアパートに住んでいて,会津若松市内で飲んだ時にはよくここまで送っていました。

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電柱にはお馴染みの宣伝用看板もあります。

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正面には巨大な杉玉が吊るされております。

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末廣酒造さんの案内用の看板です。酒蔵見学は可能であるほか,今回,時間の都合で行けませんでしたが,クラシックカメラ博物館もあります。

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なお,酒蔵見学は時間が指定されておりますので,訪れる際には御注意ください。

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入口付近にある,昔の酒売り用の小窓です。ここで酒のやりとり(お客が徳利を持参し,中でお酒を入れた後に返す。)をしていたのでしょうか。風情を感じます。

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また,入口付近には水飲み場があり,一般の方と思われる方が水汲みをしていました。
やはり,いい酒を造るには,いい米といい水がかかせません。

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建物内部の様子です。木造の,とても風情のある造りをしています。
なお,写真は撮りませんでしたが,中にはカフェもあります(来訪した際はまだ開いてませんでした。)。

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酒造りの神様をお祀りすると思われる神棚の様子です。

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樽酒が置かれています。これでおいくらくらいするものなのでしょうか・・・。

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建物内には,昭和の頃に掘られた井戸も現存しています。

さて,末廣酒造さんの建物内には売店が併設されており,お酒が所狭しと販売されていました(ちなみに試飲も可能です。)。
販売されている商品の中でも,特に珍しいものについてご紹介します。

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なかなか珍しい,熟成させた日本酒です。以前,別の酒蔵さんの熟成させた日本酒を飲んだことがありますが,なかなか乙な味をしていました。

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こちらは宇宙甘酒です。アイデア商品だと思います。

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江戸時代の婚礼の際に使われていそうな片口です。

このように,見ていて飽きさせない売店でした。その中で,今回購入してみたお酒はこちらとなります。

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山廃純米の小瓶を購入してみました。

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グラスに注いでみました。
特段色が付いているようには見えません。
鼻を近づけてみますと,日本酒(純米酒)特有の匂いを感じることだができます。

次に一口。
口の中に,気持ち強めの辛口日本酒の味わいが広がりますが,それでもすっきりした飲み口であり,辛口の中でも飲みやすい部類に入るのではないかと思います。

また,うちの細君いわく,やはり飲みやすいということでした。

末廣 伝承山廃 純米 [ 日本酒 福島県 1800ml ]

末廣 伝承山廃 純米 [ 日本酒 福島県 1800ml ]

 

 

山廃純米吟醸 末廣1.8L

山廃純米吟醸 末廣1.8L

 


なお,今回,つまみに用意したのはこちらです。

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こちら,鯨の刺身です。
実家の両親用に購入したものの余りをつまみにしてみました。辛口の日本酒とよく合いました。

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最後に,末廣酒造さんの商品のパンフレット等です。

ぜひ一度,お試しの程を。
(令和元年11月18日試飲)