こんにちは,四十雀です。
今回もまた,これまで同様「ふくしま酒蔵めぐり」における喜多方市酒蔵巡りの第三弾,「大和川酒造」さんの日本酒について,ご紹介いたします。
大和川酒造さんですが,ホームページを見ますと,寛政二年(1790年),つまり江戸時代中期創業の老舗の酒蔵さんです。寛政二年は第11代将軍徳川家斉の時代で,幕閣には白河藩主松平定信がいる時代です。
大和川酒造さんの建物の外観です。今回,初めて訪れた酒造さんですが,とにかく建物や敷地が大きく広い,の一言に尽きます。
大和川酒造さんの由来について書かれた高札状の看板です。
ここが入口となります。どことなく品と風格が感じられます。歴史の重みというものでしょうか。
広めの店内には,大和川酒造さんの商品類が並べられていました。
また,店内には水飲み場が置かれていりました。しかも,非常に豪華な造りで,柄杓も置かれており清水を飲むことも可能です。
さて,店内も一通り見たので,お店の方に試飲をお願いしてみました。
なんと,手前にある合計13本の日本酒が試飲可能ですと・・・?
さすがにこれには面食らいました。全部試飲したいところですが,時間と体力にも限界が・・・。
そこで今回,頂いたお酒はこちらとなります(何となく高そうな大吟醸を選びました。少し写真がブレているのは,歩き疲れと酔いが回っていたからかもです。)。
こちらの,飲んで見ますとすっきりした,べたつきを感じない辛口のお酒で,とても飲み口の良いものでした。正直なところ,他のお酒も試飲したかったです。
さて,試飲後,少し内部を歩いてみましたが,さすがに歴史のある酒蔵さんなので,味わい深いものが置かれておりました。
また,水神様をお祀りしている水飲み場も置かれておりました。正直,試飲した身としては,水分補給できると非常に助かります。
お酒の種類やラベルの見方などの解説が看板として掲示されていました。私はあまりこういうことに詳しくはないので,とても助かります。
大和川酒造さんは,広い建物内を利用し,興味深いものが置かれている見ていて楽しい酒蔵さんでした。散策しつつ一杯楽しむのも,なかなか乙なものだと思います。
ぜひ一度,お試しの程を。
(令和元年11月18日試飲)