令和2年1月3日
こんにちは、四十雀です。
今回ご紹介する野鳥撮影日記は、岩瀬郡鏡石町にある高野池と栃木県を散策した際に見つけて撮影した野鳥のご紹介となります。
まず、高野池についてです。この池は同町内にある池(見たところ農業用のため池かな? と思われます。)なのですが、実は隠れたハクチョウ飛来地で、有名な飛来地である阿武隈川や猪苗代湖程ではないにせよ、それなりの数のハクチョウが羽根を休めています。
高野池の様子です。それ程大きい池ではありませんが、ハクチョウを始め多くの野鳥が羽根を休めています。
池に近付くと、餌をもらえると思ったのか、ハクチョウが近づいてきました。
見たところ、ここにいるハクチョウはオオハクチョウだと思われます(オオハクチョウはクチバシの黄色部分の先端が尖るといいます。)。
幼鳥でしょうか、まだグレーの羽毛のハクチョウもおりました。
餌を探しに行くのか、池から群れで飛び立つ姿も多く見ることが出来ました。
その飛ぶ姿はとても優雅です。
また、池に訪れた人から餌をもらう個体も多くおりました。
写真で見た通り、結構人慣れしていると思います。
また、池には多くのカモ類が羽根を休めています。
まずはこの時期のお馴染み、オナガガモの群れです。
こちらはキンクロハジロです。後頭部に垂れ下がる冠羽がトレードマークです。
こちらはホシハジロ。赤い目がトレードマークです。
もちろんお馴染みのカルガモもおりました。
最後は、一部氷結した池の上を歩く二羽のハクセキレイの様子です。
写真下のハクセキレイは気持ち色が薄く見えます・・・。
続いてこの日、高野池から栃木県にある某川へと向かいました。
と、いうのも、この時期、ここにはオシドリが飛来し羽根を休めているからです。
まず見つけたのがセグロセキレイ、河原に電線に、色々な場所で見かけることができました。
次に見つけたのはオナガガモです。
なお、この場所はヤマメが生息する上流域で、先程の高野池よりも標高の高い場所にあります。オナガガモが広範囲に生息するのがよく分かるかと思います。
オナガガモとランデブーしているのはコガモです。
なぜ異種同士、ランデブーしているのか謎です。
先程のオナガとのランデブーしているコガモとは別に、群れているコガモがおりました。なぜこちらの群れに混じらないのだろう・・・。
川の周りの木々には多くのシジュウカラが止まり囀っていました(ただ、ちょうど逆光でよく撮影できませんでした・・・。)。
そして今回、遭遇出来て一番嬉しかったのがこちら、カワガラスです。
餌を獲っているのでしょうか、川に入るカワガラスもおりました。カワガラスは水生昆虫を食べるとのことです。
今回の野鳥撮影日記はこれまでとなります。
残念ながら今回、オシドリの姿を確認することができませんでした。以前この地を訪れた時には、1月頃にはオシドリが来ていたと思うのですが・・・これも、地球温暖化等異常気象の影響なのでしょうか。
今回は残念でしたが、また別の機会に再訪し、オシドリを確認したいと考えています。
[撮影時期]
令和2年1月3日
[確認できた野鳥]
ハクチョウ(オオハクチョウ)、カルガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハクセキレイ(高野池)
セグロセキレイ、オナガガモ、コガモ、シジュウカラ、カワガラス(栃木県)
[撮影できた野鳥]
ハクチョウ(オオハクチョウ)、カルガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハクセキレイ(高野池)
セグロセキレイ、オナガガモ、コガモ、シジュウカラ、カワガラス(栃木県)