令和2年3月7日
こんにちは,四十雀です。
今回は,猪苗代湖に飛来していた野鳥のご紹介となります。
先月も訪れた猪苗代湖ですが,新聞やテレビのニュースを見ていたところ,猪苗代湖に飛来していたハクチョウが北に帰り始めたという報道が出始めました。
そこで折角なので,今冬最後のハクチョウを見に行くことにしてみました。
猪苗代湖の様子です。
基本,雪道運転の嫌いな私は,冬場あまり会津地方には来ませんが,今年は暖冬のおかげで頻繁に訪れることができました。
幸い,まだ数羽のハクチョウが残ってくれてはいました。
しかし,恐ろしいまでのオナガガモの群れです。
陸にいる人が餌を手にしていると分かるや否や,オナガガモ達は上陸,群がってきます。その数の多さに泣き出す子供がいる程ですが,基本,人に危害は加えないので問題ありません。
中には陸上で寝ている個体も確認できました。
さすがに近付けば目を覚まし逃げ出しますが,それでもやはり,警戒心がないというか人馴れしれいると感じさせるオナガガモです。
次はユリカモメです。数にして10羽以下程度の個体を確認することができました。
ユリカモメも時折陸地に上がり佇んでいました。
次はキンクロハジロです。
頭の部分の毛の色は少し紫がかった黒色で,光の加減では綺麗に見える色をしています。
餌を取るためか,水中へダイビングするキンクロハジロです。潜水時間は長く,とても速く泳いでいます。
次はホシハジロです。この日,この一羽以外殆どホシハジロの姿は見えませんでした。
次はスズガモです。オナガガモに次いで多く見ることができました。
最後はトビです。近くの電柱の上に止まり,鳴いていました。
さて,このトビ,湖面上空を旋回すると,突然急降下していきました。
当初,カモでも襲おうとしているのかな,と思って見ていましたが,この写真を見た限り,カモではなく湖の魚を狙おうとしているのではないか,と思えてきました。
別の角度から撮影したものです
もし,トビがカモを襲うなら,一斉にカモは逃げるでしょうがそのようなことはありませんでした。
やはり,魚を狙っているのでしょう。
今回の野鳥撮影日記はこれまでとなります。
まもなく猪苗代湖における冬鳥シーズンは終わりを迎えることになりそうです。
もし興味のある方は早めに足を運ばれてはいかがでしょうか。
【撮影時期】
令和2年3月7日
【確認できた野鳥】
ハクセキレイ,オナガガモ,キンクロハジロ,ホシハジロ,スズガモ,ハクチョウ,ユリカモメ
【撮影できた野鳥】
オナガガモ,キンクロハジロ,ホシハジロ,スズガモ,ハクチョウ,ユリカモメ