こんにちは,四十雀です。
今回は,喜多方市にある「新宮熊野神社」さんのご紹介をいたします。
特に紅葉時期のイチョウの見事さが有名な新宮熊野神社さんは,天喜3年(1055年)に源頼義が戦勝祈願のために熊野神社を熊野堂村(現在の福島県会津若松市)に勧請したのが始まりとされています。
その後,頼義の子供である源義家(八幡太郎義家)が現在の地に遷座・造営したとのことで,その後,戦国時代には一時衰退した時期もありますが,江戸時代に復興され現在に至るという,歴史のある神社であります(旧社格は県社とのことです。)。
鳥居横にある,注連縄の張られた木です。そこには・・・。
なぜか三毛猫が鎮座していました。首輪をしているので近所で飼われている猫でしょう。
我々の姿を見て逃げ出して行きました。
歴史ある新宮熊野神社さんには宝物庫があり,貴重な文化財が展示されています。
こちらは長床です。国の重要文化財に指定されているもので,平安時代末期から鎌倉時代初期に拝殿として建立されたものと思われています。
なお,訪れた日は小雨が降っていましたが,長床で雨宿りするシジュウカラの姿を目撃しました。
樹齢800年以上(平成18年度設置看板より)とされる大イチョウの木は,喜多方市の天然記念物に指定されています。
この階段の先に本殿が鎮座しております。周囲が木々に囲まれ,とても厳かな雰囲気を醸し出しています。
新宮熊野神社さんの御朱印となります。
新宮熊野神社さんといえば,やはり先に書いたとおり大銀杏の紅葉が見事な場所です。
私はまだ見たことがありませんが,古風な長床と色づいたイチョウの葉の色はとても素晴らしいものであるのだろうと,今回訪れてみて確信いたしました。
新宮熊野神社さんのパンフレットです。
興味のある方は,ぜひ一度,参拝してみてはいかがでしょうか。
神社データ
新宮熊野神社
【場所】
喜多方市
【祭神】
熊野三山(家都御子神,熊野速玉大神,熊野夫須美大神)
【備考】
特になし
(令和2年3月8日現在)