こんにちは,四十雀です。
今回は,「磐梯酒造」さんの日本酒について,ご紹介をいたします。
磐梯酒造さんは,耶麻郡磐梯町の磐梯山間近にある酒蔵さんで,同酒造さんのホームページを見ますと,明治23年(1890年)創業とのことです。
ちなみに,有名な磐梯山の噴火は明治21年(1888年)のことです。磐梯山の噴火は同山の北麓と東麓に甚大な被害をもたらしたとのことですが,同酒造さん付近は特に被害はなかったのだろうと思われます(さらに脱線しますが,噴火の翌年には現在の町域と重なる磐梯村が合併で誕生したとのことです。)
町内にある磐梯酒造さんの建物の外観の様子です。
さて,今回,ご紹介用に購入しましたお酒はこちらとなります。
こちらは磐梯町にある道の駅「道の駅ばんだい」さんで購入したお酒となります(ちなみに,道の駅ばんだいさんでは,「磐梯町」と「バンダイ」をかけてガンプラが数多く売られているほか,戊辰戦争後,会津藩士が青森県斗南に移住した縁から,青森県の製品が販売されています。)。
グラスに注いでみました。
無色透明なお酒から,かすかにフルーティな,とてもいい香りを感じることができます。
次に一口。
辛口の部類に入る飲み心地ですが,さほど強くなく,とても飲みやすくまろやかな飲み口です。
うちの細君も,飲み口のよいお酒であると感じていました。
磐梯酒造さんは小さめな酒蔵ではありますが,その分地元に密着し,良いお米や水を利用した美味しい日本酒を仕込んでいる,そう感じさせる一杯でした。
ぜひ一度,お試しの程を。
(令和2年3月8日試飲)