こんにちは、四十雀です。
今回は、郡山市にある「佐藤酒造店」さんの日本酒について、ご紹介をいたします。
佐藤酒造店さんの歴史について、同酒造さんのホームページを見てみたところ、創業は宝永7年(1710年)、徳川幕府は6代徳川家宣の時代で、この年、浅間山が噴火しています。
さて、その当時の佐藤酒造店さんは「藤屋本店」と称していたとのことで、その頃、奥州街道に上質の水が出る井戸があり、藤の枝が豊かなのを見た二本松藩主丹羽氏が「藤乃井」という銘を授けたとのことです(同酒造さんの主力銘柄が「藤野井」です。)。
電柱にはお馴染み、銘柄が書かれた看板が設置されています。
佐藤酒造店さんの建物の外観の様子です。
酒蔵お馴染み、杉玉が吊るされています。
コンクリート塀には「藤乃井」の文字が書かれています。
巨大な煙突が目印です。
なお、佐藤酒造店さんは郡山駅近くにある酒蔵さんです。
さて、今回購入したのはこちら、「純米吟醸 ふじや彦十郎」720mlです。
佐藤酒造店さんのお酒は地元の酒屋さんに卸しているようで、これまでスーパー等では見たことはなく、今回、探し当てるのに相当苦労しました。
まず、グラスに注いでみました。
気持ち色が付いている、という感じの日本酒で、鼻を近付けてみますとフルーティな香りを確認することができました。
次に一口。
とても濃厚な味わい、辛口というより甘口の味が口内に広がります。とても濃厚な味わいで、すっきりと飲みやすいお酒です。
うちの細君も飲み口がとても良いと好評でした。
さて、今回のお酒、つまみにはこんなものを用意してみました。
用意したのは成分無調整豆乳です。
これをフライパンに入れ、中火くらいで煮詰めます。
そして出来上がるのが湯葉です(成分無調整豆乳を煮詰めることにより、表面に膜ができます。それが湯葉です。)。
わさび醤油で頂きましたが、さっぱりした味わいがまたお酒と合います。十分堪能することができました。
地元でしか流通していない、レアなお酒を飲むのもまた一興です。
皆様もぜひ一度、お試しの程を。
(令和2年4月25日試飲)