こんにちは，四十雀です。
今回は，福島市の「飯坂ラーメン」についてご紹介をしたいと思います。
福島県でラーメンといえば，やはり「喜多方ラーメン」，「白河ラーメン」の知名度がダントツで，あとは「郡山（ブラック）ラーメン」など，地名を冠したラーメンがたまに聞こえてきます。
そんな中，今回飯坂温泉方面を旅するに当たり，事前にインターネットで特産品等を探していたところ，「飯坂ラーメン」というこれまでに聞いたことのないラーメンのジャンルがあるのを発見，食べに行くことにしました。
しかしながらこの「飯坂ラーメン」，これって一体なんぞや？ という疑問も同時に沸いたので，まずはそこから調査をすることに。
すると，飯坂温泉のオフィシャルサイトを見てみたところ，どうも飯坂温泉にある「三ツ山製麺工場」さんで開発された，国産100%低加水麺を使用したラーメンを指すようで，地元ラーメン店さんの中でも，この麺を使用しているところがあるとのことです。
それがこちら，「保原屋食堂」さんです。
保原屋食堂さんは昭和6年（1934年）創業の老舗で，観光客や地元の方に愛されているお店とのこと。
今回は混まない様，開店（11時）直後にお店にきました（その後すぐ，お客さんが幾組か来たので，開店間際来店作戦成功です。）。
お店の様子です。テーブルと小上がりが容易されています。
こちらがメニューです。ラーメンのほかそば・うどん，丼物を提供しています。
なお，福島市と言えば忘れていけないのが円盤餃子です。保原屋食堂さんでも，円盤餃子を提供しています（2人前から円盤餃子になります。）。
今回，私は飯坂ラーメン（けんか祭り），うちの細君は飯坂ラーメン（ごますり），そして餃子1人前を頼みました。
先に来たのが餃子です。手作り餃子はなかなかの大きさで，食べてみると肉汁が溢れとてもジューシーな餃子でした。これなら2人前（円盤）で食べられたかも・・・と思いましたが，それはまたの機会です。
写真上段が私の頼んだ飯坂ラーメン（けんか祭り），下段は飯坂ラーメン（ごますり）です。
飯坂ラーメン（けんか祭り）は，その名のとおり飯坂温泉名物「けんか祭り」をイメージしたものとのことで，ワンタンや肉厚なチャーシューが入れられています。
飯坂ラーメン（ごますり）は一見坦々麺にも見えますがそんなことはありません（うちの細君の記憶では味噌ベースのスープだったとのこと。）。
さて，早速食べてみます。
まず，スープは食堂系ラーメンのあっさりしたもので，さほどしょっぱくなく，かつくどみもありません。
麺とよくスープが馴染み，とても美味しく頂くことができました。
どうしても外でラーメンを食べる，というと，「○郎系」やら「横浜○系」やらの今流行の店に目が行きがちですが，個人的には食堂系ラーメンも味わいと思っています。
飯坂温泉のご当地ラーメン，興味のある方はぜひ一度，お試しください。
