四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

福島県在住のアラフォーど素人初心者の手による週末農業(野菜・ハーブ育成)の様子を始め,県内(及び隣接県)の温泉,日本酒,釣り紀行,各種写真(野鳥,風景,猫等々)等,名産品や見所をゆるくご紹介するブログです。

名産・名物食べ歩き(あわまんじゅう・福島県河沼郡柳津町)

こんにちは、四十雀です。

今回は「あわまんじゅう」のご紹介をしたいと思います。

それは、たまの休暇を利用して福島市にある飯坂温泉に行った帰り道、国道4号線沿いにある「道の駅あだち」さんに立ち寄った時の話です。

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道の駅あだちさん(上り線側)の建物の外観の様子です。

休憩がてら、道の駅内をふらふらと散策してみますと・・・。

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店内にあわまんじゅう屋さんが。
あわまんじゅうと言えば、河沼郡柳津町の名物として有名な品です、まさか二本松市で販売しているとは・・・せっかくなので今回、購入してみることにしました。

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こちらが今回購入して見たあわまんじゅうです。
表面の黄色い部分はかなり粘り気があり、指で触るとくっつく感じがして普通の饅頭とはかなり違う印象です。

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ちぎった様子です(上記の通り、大分粘ついてちぎるのも大変でした。)。

さて、食べてみますと、普通の饅頭や大福のような餅系とはまた違うもちもちした食感、あまり食べたことこそありませんが、味はとても美味しかったです。

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なお、ついでに購入してみた栗まんじゅうです。

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中は栗が白あんに包まれており、こちらもとても美味しかったです。

さて、このあわまんじゅうですが、その起源には次のような伝承があるとのことです。

文政元年(1818年)、柳津で大火が発生、「日本三大虚空蔵」の一つに数えられる円蔵寺の伽藍や門前が焼けてしまいました。

その際、当時の住職である喝岩和尚が江戸幕府会津藩と掛け合い資金を調達、ついに文政12年(1829年)に円蔵寺の本堂を再建することができました。

その際、「二度とこのような禍に「あわ」ないよう」との願いを込め、生産していた粟で饅頭を作り奉納することを思い立ったというものです。

今回は道の駅あだちさんにあるお店で購入したものですが、やはり一度は本場で食べてみたいもの。
機会あればぜひ、柳津町にて本場のあわまんじゅうを食べてみたいと考えています。