こんにちは,四十雀です。
前回,東白川郡棚倉町の久慈川遠征に向かった私ですが,残念なことに,そこで所有していた2.5~3gクラスのスプーンをいくつかロストしてしまいました・・・。
sizyuukara-1979.hatenablog.com
本来ならば,どこか釣具屋さんに行き補充する必要があるのですが,しがないサラリーマンのお小遣い(=自分の稼ぎ)の少なさ,また,買ってもまたロストするのではないか,という不安さからそうもいかず・・・と思案していたところ,良いことを思いつきました。
そう,買えないのなら,自分でスプーンを作ればいいんです。
幸い,インターネットやYoutyubeには,そういった手製スプーンの作り方の情報がたくさんあります。それを参考に,今回手製スプーン作りにチャレンジしました。
まず用意したのは空き缶で,今回「ウコンの力」を使用することにしました。決して二日酔いだったからでは・・・ありません。
まず,この空き缶にキリで穴を開けます。
次に,穴から少し無理矢理ですが,はさみを突っ込み切っていきます(このはさみ,100円ショップのダイソーさんの商品です。)。
とりあえず,空き缶の上下を切り取りました。
次に,適当なスプーンを用意します。
このスプーンの幅に合うような大きさに空き缶を切ります。
さらに,スプーンを当てながら,スプーンの大きさに合うように空き缶を切っていきます。これが「型」のようなものです。
なお,この写真の空き缶の上面がルアーの表面(一般的に色が付いている方)になります。
次に,型と同じ大きさに空き缶を切り,型の下部分(つまり,空き缶の内側部分)に瞬間接着剤を塗り,切り取った空き缶にくっつけた後,乾いたら型に沿ってくっつけた空き缶を切り取ります。
この時,場合により多めに塗った瞬間接着剤が隙間からはみ出て指に付き,その指がさらに型の表面に触れることがあるので注意しましょう。
3枚くらい空き缶を貼り付けたときの様子です。
スプーンに湾曲を付けたい場合には,3枚くらい貼り付けたときであれば,まだ手で曲げることができます。
周囲は紙やすりでこまめに削りましょう(もっとも,私は大雑把な性格なので,そこまで綺麗には削ってはいません。)。
自分の気に入った重さになったなら,最後キリで前後に穴を開けます。
なお,結構この作業が重労働で,それなりの厚みを持った空き缶に穴を開けるのは大変です。
個人的には,3枚程度貼り付けた所で一度仮の穴を開け,さらに3枚程度貼り付けたらまた穴を開ける・・・という工程を経てみました。
また,穴を開ける際には,あまり端に穴を開けると空き缶がもろく壊れることがあるので,なるべく端に寄らないようにした方が良いと思います。
これでほぼ完成となります。重さは大体2g程度で,河川で使うには十分の重さだと思います。
図工の成績が平凡だった私の手によるものなので,あまり綺麗とはいえませんが,それでもまぁ,満足できるものが出来ました。
なお,表面部分により光沢が欲しい場合にはピカールを使います・・・が,あまり擦りすぎると塗装がはげてしまうので注意が必要です。
この缶ルアー,慣れてきますと,30分に1個くらいのスプーンが作れますし,なにより材料費が安い(今回使用したキリ,はさみ,紙やすり,金属の輪(カン),ゴムマット,瞬間接着剤の全て,100円ショップのダイソーさんで購入しました。)という利点があります。
暇なときに少し大量生産をし,実際河川にて実戦投入したいと考えています。