こんにちは,四十雀です。
今回は,石川郡玉川村の「さるなしジュース」のご紹介をしたいと思います。
さて,石川郡玉川村は福島県の中通り中部に位置する村で,福島県唯一の空港・福島空港がある自治体でもあります。
また,同空港近くには「道の駅たまかわ」さんがあり,珍しい物が売られているほか,美味しい蕎麦が食べられることもあり,私はよく訪れています。
こちらが道の駅たまかわさんの建物の外観の様子です。
そんな道の駅たまかわさんの中で見つけた今回のネタとなる物は・・・こちらです。
そう,玉川村は果実「さるなし」が名産品なのです。
もっとも,さるなしと聞いてピンとくる方は少ないと思われるので,簡単に説明をしたいと思います。
さるなしはマタタビ科マタタビ属のつる植物で,あまりにも美味しく,猿がすぐに食べるため実がなくなることから,「さるなし」の名が付いたといいます(果実は「コクワ」とも呼ばれています。)。
実はキウイフルーツに似ている(味も同様)とのことで,果実酒や加工品に使われたりします。
また,蔓は非常に丈夫で腐りにくく,吊橋の材料などにも使われるとのことです。
道の駅たまかわさんでは,さるなしの実も販売されています。キウイフルーツよりは気持ち小さな実をしています。
また,特筆すべきことは,道の駅たまかわさんではさるなしの加工品が所狭しと販売されている点にあります。これだけの加工品が売られている場所は早々ないのではないでしょうか,なかなかレアです。
さて,このように色々面白いさるなしの加工品が販売されている道の駅たまかわさんで,今回購入してみたのがこちら,さるなしジュースとサイダーになります。
なお,この缶とビンは,玉川村と玉川大学芸術学部がコラボしたものとのことです。
まず,さるなしジュースをグラスに注いでみました(写真上はフラッシュ未使用,写真下はフラッシュ使用です。)。
なかなか,ジュースには珍しい色合いをしていると思います。
次に一口。
飲んでみますと,これがまた甘酸っぱく,しかしとても飲みやすいジュースでした。キウイフルーツをジュースにしたらこんな感じと思われる味です。
個人的にはちょっと勿体無いけど,焼酎で割ったらなお美味しいようにも感じました。
続いてさるなしサイダーです。見た目はさるなしジュースよりも薄く,普通の炭酸飲料にしか見えません。
飲み口もまた炭酸がよく効いている中に甘酸っぱさが感じられ,こちらも飲みやすいジュースに仕上がっていました。
どちらのジュースも大人だけではなく,子供も楽しめる味に仕上がっていると思います。
玉川村のさるなし,なかなか面白い食べ物だと感じました。今後も,折を見てさるなしを仕入れてみて,ご紹介できればいいなと考えております。