四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

福島県在住のアラフォーど素人初心者の手による週末農業(野菜・ハーブ育成)の様子を始め,県内(及び隣接県)の温泉,日本酒,釣り紀行,各種写真(野鳥,風景,猫等々)等,名産品や見所をゆるくご紹介するブログです。

湖沼釣り日記(令和2年10月①・大槻公園釣行)

こんにちは、四十雀です。

今回は、福島県郡山市にある「大槻公園」を釣行した際のご報告をいたします。

さて、私事で恐縮ですが、本年(令和2年)8月中旬より急に喉の不調(声のかすれ、痛み等)が発生、万が一の事態(例えば咽頭がん食道がんでの入院等)に備え、今シーズンの釣り(とりあえず海釣り)を封印することに。

そして、耳鼻咽頭科→(耳鼻咽頭科から紹介された)大病院、で診断を受け、その結果・・・喉仏や背骨が少しずれているもののそれ以外全く問題なし、という診断結果が。
正直、喉の不調はかなり酷かったため、
万が一の事態を覚悟していたのですが・・・本当に何もなく安心しました。

そんな訳で、体調面では全く問題も不安もなくなった今、釣りを再開・・・まずは近場での、ですが・・・することにしました。

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復帰戦に選んだ場所は郡山市の大槻公園、実績ある場所で、今日も多くのヘラ師が釣り糸を垂らしていました。
ちなみに、ヘラ師以外にもバス狙いの釣り人や、親子ののんびり釣り人もいました。結構釣り人の憩いの場だと思います。

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最初に使用する竿は、いつもお馴染みの渓流用の竿「岩清水」5.4mです。

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今回の仕掛けの概要です。

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餌には白サシを選択しました。

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今回、仕掛けは底狙いとし、ハスの葉やアシの近くに投入してみました(赤丸の中に玉ウキがあります。)。

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そして釣れたのがブルーギルの子供、略して「ギルっ子」です。やはり白サシのような動物系の餌だとこいつが食ってきます。フナっ子が釣れるかな? なんて思ってもいたのですが・・・でも、この大きさのギルっ子でも、結構渓流竿をしならせてくれるので、これはこれで楽しいです。

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一時間も経過した頃、竿を交換することにしました。次に使用する竿は「筑後」5.4mです。

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次の仕掛けの概要です。コイ・フナ狙いの仕掛けです。

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餌には春先にも使用した練り餌を使用することにしました。

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少し大きめに練り餌を作ることにしました。

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さて、あまりコイ釣りの経験のない私ですが、敬愛する矢口高雄先生のマンガ&アニメ「釣りキチ三平」によれば、コイは定期的に通る道があるとのこと(アニメ版の「三日月湖の野鯉」参照。)。

確かに、水中を見てみると、コイが同じようなルートを通り、水中で泥を掻き分けています(そのルートが赤丸で示した所です。)。
今回は重点的にそこに仕掛けを投入してみました。

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「コイは一日一寸」と言う言葉があるとおり、そう簡単に釣れる魚ではありません。
仕掛けを投入してみたものの全くアタリがありません・・・しかし、この日、風もなく、それなりに暖かい日でしたので、のんびり待つのも悪くない・・・と思っていたところ、ようやくウキに変化が!

本命のコイが食ってくれました! 上の写真は、片手で竿を持ちながら撮影したコイの暴れる様子です。

・・・と、ここまでは良かったのですが、足元まで引き上げた瞬間、針が外れてしまいました(笑) 大体30cmサイズ、尺クラスのコイといった感じでした。今思えば、その段階で写真を撮ればよかった・・・。

それと、実は、うすうす気が付いていたのですが、仮にコイが釣れたとしても、タモを持参している訳でもないので、釣り上げるのはかなり難しいんですよね・・・まぁ、さすがにコイはリリース予定なので、そこまでガチになるか、今後の検討事項です。

それはともかく、久々のコイとのファイト、これがまたすごく楽しいです!

それ程太くない道糸を使用していることもあり、いかに道糸を切られずコイを弱らせ岸に近付けるか、また、5.4mの竿を立てると背後の木々の枝に竿がぶつかるので、いかに巧みに竿をさばくかといった駆け引きが最高に楽しいのです。これこそ釣り人の醍醐味ですかね。

ちょっとテンションが高くなってきた私は、すぐさま仕掛けを投入しました。立て続けに同じポイントで釣れるかは少し不安でしたので、今度は先程ギルっ子を釣ったハスの葉近くのポイントへ。障害物の近くもコイがいそうな気が。

・・・と、予想通り玉ウキにすごいアタリが!
竿を上げた・・・と同時にまさかのラインブレイク! 道糸が切られてしまいました・・・。

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道糸を切られむなしく漂流する玉ウキです。
まさに瞬殺の出来事に、しばらくの間、私は何が起きたのか全く分かりませんでした。

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これも「釣りキチ三平」アニメ版の「三日月湖の野鯉」で紹介されていた話なのですが、コイは背びれ部分がのこぎり状で、ここに道糸がすれると切られるとのことです。
私が引っ掛けたコイも背びれで切ったのかも知れません(重みで切れた感じではありませんでした。)。

そんなことを考えていた私ですが、このまま引き下がるつもりは毛頭ありませんでした。
そこまで巨大なコイがいるなら、装備を交換します。

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このように装備変更しました。これなら相当無理ができるはずです。
気を取り直して仕掛け投入・・・しましたが、その後アタリもコイが水中を通る気配もなく、次第に小雨が降り始めて来たので今回はここで納竿することにしました。

久方ぶりの釣り復帰戦ですが、満足できる釣果で終わることができました。
まだ練り餌や白サシも十分残っているので、年内は大槻公園をはじめとした近場の釣り場に通う予定です。

東北の冬の訪れは早いですが、寒さに負けず頑張ります。

釣行データ
【釣行日】
令和2年10月4日
【場所】
福島県郡山市 大槻公園
【釣れた魚】
ブルーギル、コイ
【備考】
コイ狙いならタモ必須か