こんにちは、四十雀です。
今回は、河沼郡湯川村で購入した馬肉についてのご紹介をしたいと思います。
さて、福島県内、特に会津地方においては、馬肉を食べるのが盛んであるのは有名な話だと思います(なお、福島県内では唯一(多分)馬肉を食べないのが相馬地方だと思います。「相馬野馬追い」という神事があるからです。無論、皆が皆が食べない訳ではないと思いますが・・・。)。
私もうちの細君も馬肉は好きで、それほど頻繁に、ではありませんが、時折馬刺しを購入して食べているのですが、実は、前々から気になって食べてみたい「馬肉」がありました。
それがこちら、加熱用の馬肉の切り出しです。これは「道の駅あいづ湯川・会津坂下」さんで販売されているもので、前々から非常に気になっていました。
今回、意を決し購入してみました(保冷剤+クーラーボックス持参です。)。これで約800g、値段は880円となります。
さて、念願の馬肉の切り出しを買いましたが、食べ方がよく分かりません。
とりあえず、レシピサイトを見て、シンプルで美味しそうな馬肉の煮込みを作ることにしました。
まず、馬肉を鍋に入れて水から煮てみました。
すると、かなりの量のアクが出るので、根気よくすくい、とりあえずアクが出なくなるまで煮ます。
アクが出なくなったら、一度肉をザルに揚げます。
そして、再び鍋に水を入れて沸騰させます。
鍋の水が沸騰したら肉を投入し、さらに日本酒(今回は家にあった奥の松酒造のワンカップと料理酒を300ccを入れました。)、そしてニンニクをお好みの量すりおろして入れました(肉に臭みがあるかな・・・? と思い、結構な量のすりおろしニンニクを入れたところ、部屋中がニンニク臭く・・・。)。
さらに味噌を投入、溶きます。味の濃さはやはり好みだと思います。
その上で、ある程度煮汁が無くなるまで弱火でじっくりと似ます。さすがに3時間は煮ませんでしたが、2時間近くは煮込みました。
こちらが完成した状態となります。上には自家製九条ネギを乗せてみました。
早速食べてみますと、思っていた程臭みというものがなく、身は大分煮込まれていました。食感は牛や豚、鶏とは明らかに違う感じ(私は好きな食感ですが、逆にこの食感は駄目な人は駄目かも知れません。)で、部位によりゼラチン質のプリプリ感じを楽しめることができます。
これでも十分美味しい(特に酒の肴には最適)ですが、七味唐辛子や一味唐辛子をふんだんにかけたり、桃屋のキムチの素を入れて味付けに変化を加えるとまた違う美味しさが出てきそうです。
なお、煮汁には馬の脂が溶けだしており(まさに「馬油」でしょうか。本来の「馬油」は違うものですが・・・。)、これはこれで味付けを工夫すれば何かに使えそうな味でした。
基本、家庭では生食が多い馬肉(お店に行けばすき焼きなども食べます。)ですが、この馬肉の切り出しを使い、何か新たな料理にチャレンジ出来たらいいな、なんて考えています。