四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

福島県在住のアラフォーど素人初心者の手による週末農業(野菜・ハーブ育成)の様子を始め,県内(及び隣接県)の温泉,日本酒,釣り紀行,各種写真(野鳥,風景,猫等々)等,名産品や見所をゆるくご紹介するブログです。

四十雀の独り言(ウルトラマンの話)

こんにちは,四十雀です。

今回は「ウルトラマン」について,少しつぶやかせていただければと思います。

・・・と,書いてしまうと,「なぜにウルトラマンの話?」と思われる方も多いかと思います笑

実は,丁度今年(令和2年)の夏頃より,Youtubeの「ウルトラマン公式チャンネル」で「ウルトラマン80」の配信が始まり,それを毎週見ているためです笑

m-78.jp


ウルトラマン80はその名のとおり,「1980年」(昭和55年)に放映開始された作品で,さすがに年齢的にリアルタイムでは見てはいませんでしたが,小学生の頃の夏休みに再放送をしており,それを見ていました。

それこそ20年,いや30年ぶりに見るウルトラマン80ですが,これが意外と面白い!

個人的なオススメ点ですが,

①CGがない時代,特撮技術のレベルが高い
②怪獣との戦闘シーンのスーツアクターの方の動きが素晴らしい
③同じく戦闘シーンで,今では考えられないほど火薬を使用しているのがすごい

と言ったところでしょうか。

ところで,ウルトラマン80を始めとするウルトラマンシリーズ,大抵,怪獣と戦う「防衛軍」的組織が登場し,序盤,怪獣と戦うものも奮戦むなしくやられてしまい,ピンチのところにウルトラマンが現れる・・・というのがお約束だと思います(最近のウルトラマンシリーズがそうかは知りませんが。)。

ウルトラマン80でも,国際連合直轄の総合軍事組織「地球防衛軍UNDA」と,それに所属する対怪獣・怪奇現象対応部隊「UGM」が,特にUGMが中心となり,ほぼ毎週,専用の戦闘機を運用し怪獣と戦い,結構な数の戦闘機が破壊されています。

・・・いや,毎回そんなに戦闘機が破壊されて,組織の予算的に大丈夫なのか?
ウルトラマンシリーズを見ていつも思う,私のささやかな疑問です。

ja.wikipedia.org


ちなみに,劇中登場する,UGMが運用する戦闘機とは

①スカイハイヤー(マッハ5.5)
②シルバーガル(マッハ6.3,二機に分離可能)
③エースフライヤー(マッハ5.5)

という三機の戦闘機なのですが,この戦闘機の能力,

原子力ジェットエンジンを搭載
VTOL(垂直離着陸)能力完備
武装としてレーザー砲装備
・シルバーガルは空中で分離・合体可能

と言う,VTOL能力以外は40年経過した現在でも実現できない(考えられない?)スペックを有しています。

また,UNDAが使用する戦闘機は,当時実在していた「F/A-18レガシーホーネット」をベースとしていますが,
現実世界の機体とは違い,実にマッハ5.5の速度が出るハイスペック機です。

この数字,現実のF/A-18はマッハ1程度,令和2年段階で最新鋭のF-35ライトニングⅡでさえマッハ1.6程度という数字を見れば,そのスペックの違いがよく分かるかと思います。

こんなハイスペック機が毎回数機,怪獣に破壊されては,UNDAやUGMの予算は簡単に破綻してしまうのではなかろうか,と,ウルトラマン80の劇中のことを,今の時代に置き換え,少し考察してみました。

その1
UNDA・UGM運用の戦闘機のお値段はいくらか

先に書いたとおり,UNDA機はF/A-18がベース,そこで,現実世界のお値段をと調べたところ,

「通常,戦闘機の機体単価は一般向けに公表されていない」

とのことでした。

ただ,調べていくうちに,現在最新鋭戦闘機のF-35に関しては例外的に機体単価がオープンとされており,それによれば1機当たり約240億円(!)とのことでした。

grandfleet.info


仕方がないので,この機体単価をベースとしますが,このお値段,あくまで本体価格で,武装等は別料金です。
それにマッハ数や上記のようなUGM機のスペックを考えれば,UNDA機は500億円,UGM機は1000億円くらいしそうな気が・・・。

その2
UNDAの予算はいくら?

これも先に書いたとおり,UNDAは国際連合直轄の機関なので,予算は国際連合から配分されていると想定されます。

現実の国際連合の予算というものは加盟国が負担する形式で,2019年の予算総額は4900万ドル,日本円にして約3100億円だそうです。

無論,これはあくまで国際連合としての予算であり,この金額が全てUNDAに行く訳ではありません。
また,配分された予算は全て戦闘機代になる訳ではなく,そこから他の装備や人件費に回ります。

そもそも,仮に,約4900万ドル(約3100億円)まるまるUNDAに配分,全部戦闘機費としても,毎週5機程度の戦闘機を怪獣に壊されていることからして,すぐにUNDAの財政は破綻してしまうように思えます・・・。

ちなみに,2019年度の世界全体における軍事費総額は約1兆9072億ドルです。これだけの額がUNDAにあれば,怪獣が来ても怖くありませんが・・・。

・・・なんて,こんな話をうちの細君にしたところ,細君曰く,

「その前に,毎回怪獣が日本国内で暴れて都市を壊している,その復旧費用の方が大変じゃない?」

と言われてしまいました。

確かにそれも一理ある・・・。

インフラの復旧はもちろんですが,個人の家や車がバンバン破壊されています。それについても,国が何か補償するのかな・・・などと話をしていました(ちなみに,うちの細君は東映戦隊シリーズが大好き人間です。)。

そして,同じ話を職場の同僚(女性)に話したところ,

「怪獣に家を壊されても国は補償しないのでは? その代わり,住宅保険で『怪獣特約』があるんじゃない? でも,保険料高そうだけど。」

と言われてしまいました。
みんな,真面目にコメントしてもらい嬉しいところです笑

現実世界に怪獣がいなくて良かったと思ってしまう今日この頃です。

(令和2年11月23日)