こんにちは,四十雀です。
今回は,私こと四十雀が新居を建てるまでの話,第七夜となります。
時期:令和2年6月頃
さて,暗礁に乗り上げていた私の新居を建てる話ですが,実家の親父が市議会議員に話をしたことが功を奏し,何とか新居の建築許可の申請について,できる見通しが立ちました(あくまで申請が出来る訳で,結果がどうなるかは当然分かりませんが。)。
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もっとも,この時点では,単に「新居を建てる」or「建売住宅を買う」のいずれかを考えていたのみで,その後のこと,特に,「どのような間取りの新居を建てるか」等について,全く考えていませんでした。
何となく,二階建てよりは,少し割高になるものの,平屋建てを建てようか,程度には考えてはいたのですが・・・。
そこで,ようやく方向性も定まったこともあるので,まずは郡山市内にある住宅メーカーのモデルハウス展示場に行き,色々と情報収集をすることにしました。
まぁ,これは自発的,と言うよりも,実家の両親から口うるさく言われた,というのが正しいところ。
他人と接する仕事をしている手前,どうも休日に人と接し話すことはとても億劫な私なのです。
ただ,そうも言っていられず,いざ意を決し,モデルハウス展示場へと足を運びました。
さて,今回訪れてみたのは,「ハウジングパーク郡山」さんでした。
当然,モデルハウス展示場に訪れたのは始めてのこと,何がなんだか分からないままでしたが,とりあえず受付を済ませ,いざ巡らん・・・と思ったものの,まずどこのメーカーから見たらよいか,全く検討が付きませんでした。
そこで,しばしうちの細君とひそひそ話をし,
①受付のすぐ側にあった
②CMでよく見る,全国規模で有名
という理由で,「I社」のモデルハウスに入ることにしました。
本当に,何にも考えなしにモデルハウス展示場に来た事がお分かりかと思います・・・。
とりあえず,モデルハウスに入り,内装など何となく見ていたところ,私達のところに同社さんの営業さんがスーっと近付いて来ました。
先にも書いたとおり,基本「休日に人と話すのは億劫」人間の私,内心「来たかっ!」と思いつつも,営業さんに,「平屋建ての住宅の新築を考えている」旨,話をしました。
すると営業さんより,
①最近(令和元年時点)では,平屋建てを作る人が多いこと(一般的に,平屋建てよりも二階建ての方が値段が安くなるといいます。)
②平屋建てでもロフトを作ることができ,それにより収納力がUPする
という説明を受けました。
特に私達の興味を引いたのは②の内容で,持ち物(本や釣具等)が多い私達,平屋を建てた場合,その収容関係は大丈夫かと,密かに頭を悩ませていたところでした。
「ロフト付き平屋建て」に関心を示していることを見て取った営業さんが次に説明したのは,実は丁度我々が訪れた日からその翌日くらいまでの間,郡山市に隣接する須賀川市で,I社さんが建築したロフト付き平屋建て物件の内部展示をしており,興味があるなら内覧可能である,というものでした。
確かに,現物を見た方が色々とイメージがつきやすいもの,私達は営業さんに内覧したい意向を示し,すぐさまモデルハウス展示場を出て,営業さんの案内で当該物件を見に行くことにしました。
営業さんに案内された当該物件ですが,延べ床面積が約30坪程度の規模のもので,固定された立派な階段が設置されたロフト付きの物件でした(なお,内覧には私達だけではなく,他にも何組か訪れていました。)。
約6畳程度のスペースのロフト内に上がり,そこで営業さんの説明を受けましたが,何でもロフトは構造上,天井までの高さを140cmにしなければならないとのことでした。
実は私は身長181cmあり,この体ではかなり窮屈に感じますが,別段,寝起きするためにロフトを作るのではなく,荷物置き場と考えれば十分すぎるスペースに感じました。
また,ロフトだけではなく,述べ床面積30坪程度の物件内を色々と見せてもらい,この大きさなら,現在二人暮らし中の私達には丁度良いものであることを体感することができました。
その結果,私達が建てたい建物は,
①平屋建てロフト付き
②延べ床面積約30坪程度
という条件がまず確定,その上で,具体的な間取り図(案)を書いてみることにしました。
とは言え,別段私達は建築関係の仕事に携わったこともなく,一から書くのはかなりハードルが高い話です。
しかし,幸いにも,実家の両親が以前リフォーム会社からもらっていた母屋のリフォーム図面がいくつかあったので,それをベースに,簡単な間取り図(案)を作成してみることにしました。
なぜ母屋のリフォーム図面をベースにしたか,と言いますと,うちの母屋,目の前には庭木や庭石,背後には段差があり,少々使い勝手の悪い土地の形状になっているからです。
一度,庭木や庭石などを撤去し,更地にしてしまえばかなり使い勝手が言いのですが,それだとかなりの費用がかかりますし,無いなら無いで,家が目の前の道路から丸見えになってしまいます。
私達としては,別段母屋の間取りと似ていても気にしないですし,その方が費用的にも抑えられる・・・そういった理由から,母屋をベースにした間取り図を作成することにしたのです。
そして,これが実際に私が作成した間取り図(案)となります。
以後,この間取り図(案)を業者さんに示し,業者さんの選定を行うことになるのです。
(次に続く)