こんにちは、四十雀です。
今回は、福島県郡山市を流れる「藤田川」を釣行した際のご報告をいたします。
さて、今回の釣行、前回の「川釣り日記(令和2年12月③)」の続きとなります。
この日(令和2年12月24日)、笹原川→南川放水路を調査した私は、続いて最近のお気に入り・藤田川を訪れることにしました。
sizyuukara-1979.hatenablog.com
ここでの目的、それは・・・。
新たに購入した5.4mのコイ用竿(カンマ鯉)、こちらを試すために来ました。
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ショップさん、この年の背の押し迫った時期に、あっという間に配送してくれ非常に助かりました・・・。
では早速、
①振出竿(カンマ鯉・5.4m)
➁道糸5号
③ヘラスレ(鯉用)14号(ハリス4号)
④玉ウキ・カミツブシ・スナップ付きサルカン
⑤餌は冷凍アサリ(自然解凍)
の装備で試し釣り、始めたいと思います。
この日の郡山市の最高気温は13度とこの時期にしてはかなり暖かめ・・・なハズなのですが、それなりに風があるため若干寒めでした。
なお、釣り開始時間は午後0時頃のことです。
竿を枯草に乗せてあとは玉ウキを注視することにしました。
なお、本日は世間一般では「クリスマスイブ」と言うそうですが・・・私にはそんなの関係ありません笑
ところで、このポイントに棲む「赤い流星」、ヒゴイは今日もしきりにその姿を見せておりました。
他のコイは体色の関係上、殆ど姿が見えない(見せない? ただ、時折、腹の白い部分が見えます。)のですが、このヒゴイはかなり岸近くまで寄ってきます。
これまでこのヒゴイは突然変異種かな、と考えていたのですが、実はニシキゴイのように飼育されていた個体が何らかの理由で放たれた個体で、人怖じしないのでは・・・とも考えているところです。
さて、玉ウキの様子ですが・・・。
時折、微かな動きがあり、アワセはしますが何もかからず(餌も変化なし。)。
これは恐らく、川幅も水深もあまりないポイントのため、回遊しているコイやフナが仕掛けに触れて動いている・・・ような気がしてなりません。
でも、それだけ魚に活性があるだけ、良いとしたいと思います。
そんなことを考えつつ、再び玉ウキをじっと見ていますと、今度はかすかに玉ウキが上流側に動いている感じが。
軽く竿を上げてみますと・・・ん? 根がかり? 仕掛けがびくともしない・・・。
いや、微かにですが、手元に魚信を感じました!
根がかりではなく、なんかとてつもなくでっかい何かがかかった!
このでかいの、最初はびくともしませんでしたが、段々、のっそりと水中を泳ぎ始めました。
それに対しカンマ鯉・・・よくしなりますが、全然問題なく堪え切れてくれています。
うまく魚の動きを流しつつ、タモを片手に待ち構えます。
そして・・・約15分もしたでしょうか?
魚、一向に岸に寄らない、それどころか水面に姿さえ見せず、その魚体の大きささえ分かりません。
一体何が釣れたんだ・・・?
そう思い竿を操ると・・・あ!!
「針が口から外れた・・・。」
・・・う~ん、悔しい! 痛恨のバレです!
しかし、いったい何が釣れていたのか・・・この魚、前回のフナとは全く違い、非常にのっそりのっそり、時に少し激しく動くような感じでした。
恐らくコイではないか・・・と思うのですが、あくまで憶測に過ぎません。
しかし・・・悔しい!
・・・さて、ここまで魚に暴れられては少し釣り場を休ませる必要があると考えた私は、ここで納竿、帰ることにしました。時間にして午後3時頃のことです。
ところで、本年は何度かコイをヒットしたことがありましたが、その際はいずれも玉ウキが一気に沈みこむアタリでした。
ただ、前回のフナも含め、どうも冬場のアタリというのは、玉ウキが一気に沈むという目に見えて分かるアタリではなく、何となく不可思議な動きをしている、という、かなり繊細なアタリであることが分かりました。
いかに食欲旺盛な魚とは言え、水温の冷たさには勝てず、餌を一気に食べるのではなく、もっそりもっそり少しずつ食べるのかも知れません。
カンマ鯉の初陣、魚を上げることはできませんでしたが、いい勉強になりました。
さて、翌25日は前日に比べマイナス6度と大分冷え込みましたが、先日のリベンジを兼ね、再び藤田川に行くことにしました。
・・・よく考えれば、世の中クリスマスイブだのクリスマスだので浮かれている日に、一体何をしているのやら・・・。
しかし・・・結論を先に言えば、この日は前日と違い魚の活性がかなり低いようでアタリは一切ないまま納竿することに。
何とか年内にコイが釣れるといいのですが・・・。
釣行データ
【釣行日】
令和2年12月24日・25日
【釣れた魚】
なし(コイが釣れかかった?)
【備考】
特になし