四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

福島県在住のアラフォーど素人初心者の手による週末農業(野菜・ハーブ育成)の様子を始め,県内(及び隣接県)の温泉,日本酒,釣り紀行,各種写真(野鳥,風景,猫等々)等,名産品や見所をゆるくご紹介するブログです。

新居を建てる話(その⑩)

こんにちは,四十雀です。

今回は,私こと四十雀が新居を建てるまでの話,ついに第十夜となりました。

当初,そんなに書くことないだろうな・・・と思いつつ書き始めたのですが,思いのほか書くことが多くありました(これでも大分割愛した事項がある程です。)。

この時点で終わりが見えず,何だか迷走している感がある新居を建てる話(その性質上,駄文ばかりで画像が少なく申し訳ありません。)。

何とか最後まで書き上げるつもりではありますので,いつ終わるか分からないその最後まで,お付き合いいただけますと幸いです。

時期:令和2年7月頃

さて,前回,ようやくM社さんから図面,そして悪くない数字の見積書をいただきました。

しかし,図面に細々とした修正箇所があること,M社さんとの間のコミュニケーションがうまく取れるか少し不安を感じた私達は,M社さん以外の業者さんも探してみることにしました。

・    新たな業者選定(二社目)

二社目の業者さん選びですが,実は色々と難航しました。
そもそも,私達には工務店さんの知り合い等はなく,また,何を基準で探すか等,よく分からなかったからです。

私達のように,自分で工務店さんを選び,新居を建てた人の話が書かれたホームページやブログを見てみると,大抵の場合,

「坪単価で選んだ方がいい」

みたいなことが書かれています。
ただ,M社さんと話した時に,この坪単価の話題が出たのですが,

「坪単価は求める住宅設備等により変わってくるので,参考になる価格ではない」

的なことを言われました。

確かにそれはそのとおりで,坪単価を業者を探すためのものさしにはできない,そう思いましたが,逆に,このものさしが使えないと,それではどうやって探したらいいか,さらに頭を悩ませることになりました。

結局,

郡山市 工務店

のようなキーワードでインターネットを探したり,最後は私達の直感を頼りに考えた結果,郡山市内にある工務店さん(M’社)に一度,相談をして見ることにしました。

M’社さんを選んだ理由としましては,きちんとしたホームページを作成(定期的に更新)している点や,地元テレビ局にCMを提供していることなどが挙げられます。

さて,善は急げ,ということで,M’社さんにすぐに連絡をし,都合の良い日に訪れてみることにしました。

そして,これまで同様,持参した間取り図(案)を提示,その上で要望等を説明し,図面及び見積もりの作成依頼をしました。

するとどうでしょう,2週間程度と言う,思いのほかの速さで図面と見積書を作成してくれました(これは,M’社さんは自社でCAD等を使い図面を作成していたことも大きかったと思います。)。

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そしてその図面,私が作成した間取り図(案)とかなり形状に差異がありました。

その点について担当さん(建築士の資格を持ち,以前は現場にいた方です。)と話をしたところ,内容は細かいので省略しますが,一つ一つ懇切丁寧に,しかも私達が納得できる説明をしてくれました。

これだけ丁寧に,しかも納得できる説明をしてくれる・・・その時,私達はかなり心が動かされました。

ただ,M社さんとM’社さんの図面及び見積書を比較した場合,

①M社さん
延べ床面積約33坪 見積額約200万円

②M’社さん
延べ床面積約28坪 見積額約2500万円

という違いがありました。

この時点では,まだ明確に予算の上限を定めず,また,金策方法についても考えてはおらず,M’社さんに対しては,見積書や図面を精査する,と言うことで,明確な回答はせずに帰りました。

ただ,このM’社さん,郡山市内では大手ということもあり,単に図面等の話だけではなく,その後の話,例えば銀行との住宅ローンに関する話や,新居を建てた後にかかる細々とした費用についても色々教えてくれました。

何より,担当者の方の人柄がとてもよく,私達の話をかなり理解し,それに対する回答がきちんと出来ている,つまり,コミュニケーション能力が高いという点,かなり私達の心を動かすものでありました。

こうして,ひとまずM社さんとM’社さんの二社から,図面と見積書を出してもらった私達は,まず,これ以上,特に業者さんに当たるということは考えないということで意見が一致しました。

その上で,どちらの業者さんと契約をすべきか,という点について二人で話し合いましたが,最終的には,現段階で金銭的な面や延べ床面積の大きさという面で有利な条件を出しているM社さんと契約するか,という方針に傾いていました。

そして,この後,最終的に契約する業者を決断するためのとあるイベントが私達の身に発生することになるのです。

(次回に続く)