こんにちは,四十雀です。
今回は,廃駅について,少しつぶやかせてもらえればと思います。
本年(令和3年)1月21日付けの地元新聞紙を読んでいたところ,次のような記事がありました。
https://www.jreast.co.jp/press/2021/sendai/20210120_s01.pdf
↑JR東日本さんのホームページにもPDFファイルで掲載されておりました。
この赤岩駅,かつてはスイッチバック(険しい斜面を登坂・降坂するため,ある方向から概ね反対方向を転換するジグザグに敷かれた道路又は鉄道線路,By Wiki)で有名な駅で,
明治32年(1899年) 信号場として設置
明治43年(1910年) 駅へ格上げ
昭和59年(1984年) 無人化
平成2年(1990年) スイッチバック廃止
平成24年(2012年) 冬期間全列車通過
平成29年(2017年) 営業休止
という歴史がありました。
現在は秘境駅として一部のマニアに人気があるそうですが・・・。
地図を見てお分かりの通り,同駅,かなり山の中にあります。
私も訪れたことがなく,あくまでWikiに書いてある知識しかありませんが,かつては駅名の元になった赤岩集落,イラ窪集落等があったそうですが,この2つの集落が無住となり,現在は大平集落が残るばかりとか。
そして,その大平集落も過疎状態になる等の理由で赤岩駅の利用者が激減したそうです(なお,大平集落と赤岩駅は片道30分程の林道を使うとの事でかなり困難だとか・・・。)。
まさに秘境駅の名に相応しい場所にある駅と言えます。
今後は立入禁止となるそうですが,何だか少し勿体無い気もします。
遺構を残したり,何かJR東日本さんが収益を上げるために活用できたら・・・なんても思ってしまいますが・・・。
なお,私自身,この赤岩駅に来たことはないのですが,恐らく,2駅先にある「峠駅」に来たことはある,と思います。
「恐らく」や「思います」とあるのは少し記憶が曖昧だから。
うっすらとした記憶なのですが,確か小学校低学年の冬の時期,郊外授業みたいな形で,JR奥羽本線を使い,この峠駅まで来たように記憶しています。
もう30年近く(以上?)前の記憶なのですが,脳の片隅に,しんしんと雪が降り積もる駅のホーム,そして,そのホームで峠駅名物「峠の力餅」を立ち売りしている姿を見たことがある記憶が・・・。
成人して自分で車を運転するようになり,おまけにコロナ禍もあって,電車に乗る機会がめっきり減った今ですが・・・またこの峠駅に行ってみたいものです。
最後に,赤岩駅は3月12日をもって廃止されるとのこと。
興味がある方はぜひ行ってみては・・・と言いたいところですが,正直,私もルートがよく分かりませんし,この時期,まだ雪も多そうなので,安易にオススメはできないですね笑
(令和3年1月23日)