こんにちは、四十雀です。
今回は、鴨について,少しつぶやかせていただければと思います。
さて,福島県内では大体,晩秋頃から多くの鴨類がどこからともなく渡ってきて,川や湖,池沼等で羽を休めております(もっとも,カルガモなんてのは通年同じ場所にいる気がしますが・・・。)。
私も,そんな鴨類に餌をやったり写真を撮影するのを毎年楽しみにしていますが,一つ,鴨に纏わるビミョーな話を聞いたのを思い出しました。
それは,私がまだ20代前半から半ばの頃。
当時の勤務先に,その頃50代近い男性社員がおり,その方と話をしていた時のことです。
その方は狩猟免許を持っており,よく仲間と山に鉄砲を担いで遊び歩いていたそうなのですが,ある時のこと,仲間と一緒に川に行きました。
その川・・・多分阿武隈川だと思われる・・・は多くの鴨が飛来し羽を休めている場所で,禁猟区ではななかったそうなのです。
その場所で,仲間の一人が鴨に餌をやっていると,沢山の鴨が群がってくるのですが・・・なんとその仲間,素早い動きで鴨の首を掴み,そのまま持っていた袋に入れて・・・そのまま晩のご馳走に・・・(以下,自主規制)。
確かに,狩猟免許を持っていれば,禁猟区でなければ捕獲は可能かと思うのですが・・・さすがにこれはちょっと笑
周りには同じように水鳥に餌をやりに来ていた親子連れ等もいたそうですが・・・さすがにそれは子供もびっくりしたでしょう。
ところで,この話の中で捕まった哀れな鴨,一体何という鴨だったのでしょう。
野生の鴨で食味の良い個体というと,まずマガモが肉の質・量ともに最高らしいですが,これまで私が見てきたマガモ,人に近付いてなんて来ないので,まず違うと思います。
次に,マガモに勝るとも劣らないと言われる鴨がコガモですが,こちらもちょっと警戒心が強く,餌でおびき寄せられないと思います。
そうすると,比較的人の近くに姿を見せやすいカルガモ辺りなのでしょうか・・・。
ちなみに,カルガモはその食性状,肉に臭みが出る傾向があるそうです(食べられない程ではないらしいです。)。
そう言えば,以前,野生のカルガモを捕まえて逮捕されたベトナム人のことがニュースで出ていました。
やはり,比較的捕獲しやすいのでしょうか・・・?
また,個人的になんとか捕まえられそうに思うのがオナガガモです。
オナガガモは餌を見せるとかなり近くまで寄ってくるので,やる気になれば確かに捕まえられそう。
一応,オナガガモも食用にはなりますが,マガモと比べると水っぽく劣るそうです。
今となっては懐かしい話です。
なお,先に書いたとおり,鴨を捕獲するには狩猟免許が必要ですし,禁猟時期や禁猟区,その他捕獲方法等色々制約がありますので,決して真似をしないようお願いいたします笑
(令和3年2月11日)