こんにちは,四十雀です。
今回は,平田村の「ハバネロカレー」についてご紹介したいと思います。
いわき市と郡山市に挟まれている平田村は人口約5900人程の阿武隈高地にある小さな村で,山並みを縫うように農地が広がっている場所です。
そんな平田村,実はトウガラシの一種である「ハバネロ」の生産地で,「日本一辛い村」と自認している程,生産や加工品の販売に力を入れています。
なぜ平田村でハバネロか・・・といいますと,平成23年に発生した東日本大震災が関連しています。
震災後,原発事故の風評被害により,同村でも農作物の販売について,大きな影響を受けたということです。
そのため,農家は何を作付けしても売れない,ということで,その意欲が低下しておりました。
丁度その頃,地元の農家の方の一部が,その見た目の可愛さ? から,ハバネロの栽培をしていたそうですが,どうも60本も作付けしてしまったそうです。
そのため,かなりの数のハバネロが生産できたそうですが,風評被害とハバネロのその辛さで売り切れるものでありませんでした。
そこで,相談を受けた「道の駅ひらた」さんで考えた結果,原発事故の暗い影響がある中,福島県でこんなものが作れるという余裕,そして笑いを取れる方向性を打ち出すべく,ハバネロ関連の加工品を次々と販売するようになったとのことです。
そして現在,様々なハバネロの加工品が道の駅ひらたさんで販売されているのですが,今回,私も折角なのでこちらの商品を購入してみました。
レトルトカレー「ハバネロ戦隊 カラインジャー」です。
東映の戦隊シリーズを意識したパッケージになっています。
今回,湯煎して食べてみることにしました。
では,さっそく実食・・・の前に。
実は私,辛い物は嫌いではありませんが,ここ数年胃を痛めており,家で作るカレーは基本甘口を食べています(ジャワカレーの辛口で撃沈する体質です。)。
果たして,このカレー大丈夫だろうか・・・。
意を決して食べてみますと・・・うん,口に入れると後を引く辛さがあり,額から汗が流れてきますが,決して食べられない程の辛さではありません。
お子様味覚の私がいうのも何ですが,子供でも,中学生以上なら十分食べられる辛さではないでしょうか。
具は完全にカレーに溶け込んでいる感じで,辛さの中に旨みも含まれた,とても美味しいカレーだと思います。
道の駅ひらたさんでは,今回のカレーのほか,様々なハバネロの加工品が販売されています。国道49号線沿いにある道の駅ひらたさんには私もよく立ち寄るので,今後も,機会があればハバネロの加工品を購入したいと思います。
興味がある方はぜひ一度お立ち寄り,購入してみてください。