こんにちは,四十雀です。
今回は,私こと四十雀が新居を建てるまでの話,第十九夜となります。
時期:令和2年12月
ア M’社さんとの打ち合わせ
この日,前々回にお話をしていました,M’社さんと私との間で,新居を建てる関係の契約を取り交わすことになりました。
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今回,話がなされたのは,概ね次のような内容です。
一 地盤調査の結果
まず,M’社さんから,前々回にも話の出た地盤調査の結果について,説明がなされました。
それによれば,特段土地について概ね問題はないものの,若干,土地の南側について若干,地盤の柔い箇所が発見されました。
地盤調査をした会社的には特段許容範囲のようですが,M’社さんとしては砕石を入れて工事を行う,その費用として約17万円程度かかるとのこと。
私としても,長く住む予定の家です,何かあっては困るので,M’社さんの提案について異存なく了承することにしました。
二 カーポートの話
次に,やはり前々回に話の出たカーポートについて,新居を建てた後にでも設置ができないか相談してみたところ,問題なく設置できるという回答をいただけました。
費用的にもそれ程高くはならない,ということのようでしたので,そこはまた別途,新居を建てた後に相談することにしました。
以上,2点について話をした後,契約書等に署名押印をし,ここでようやく,M’社さんと私の間で,新居を建てる関係の契約が成立しました。
今後行う必要がある流れとしましては,
① 頭金100万円をM’社さんに振り込む
② 来年1月11日に地鎮祭を行う
③ 翌週も打ち合わせを行う
ということになりました。
地鎮祭に関する注意書も頂きました。
特に,③について,これまでの打ち合わせは大体1時間程度で終了していましたが,今後は約2時間程度かかるとのこと。
これから本格的に忙しくなりそうです。
イ 東邦銀行からの電話
さて,M’社さんと契約をしたこの日は平日で,その足で定期預金の解約(頭金の支払い用です)や,ついでに東邦銀行さんと住宅ローンの関係の調整をするため,ローンセンターに予約を入れ,赴く予定でおりました。
ところが,M’社さんの営業所を出て5分もしないうちに,突然,私のスマホに東邦銀行さんから電話がきました。
生憎私は運転中のため,最初,うちの細君が出たのですが,どうも様子がおかしく,車を路肩に止め私が電話に出ると,これまで話をしたことのない人物から,
「12月より本部の方針で,有担保でも無担保でも,市街化調整区域関係の住宅ローンは契約できない」
と一方的に説明されました。
M’社さんとついさっき正式に契約をしたばかり,しかも,今日の午後,予約を取りローンセンターに行く約束をしていたのにも関わらず,全く想定していなかった連絡を受けた私の頭は真っ白になりました。
そのため,この時私も何を言ったかよく覚えてはいないのですが,最終的には話をしても埒が明かず,電話を切ったのは覚えています。
念のため,これまで私と東邦銀行との間でのやりとりを簡単に書きますと,
本年7月頃
東邦銀行ローンセンターで相談,その際,無担保ローン(1000万円が上限)で借りられる旨説明を受ける(担当者を仮に「H」とします。)
本年秋頃
7月に説明をした担当者Hから電話連絡有,契約の進捗関係について聞かれる
本年11月頃
契約の見通しが立ちそうになったため,私から担当者Hに連絡をしようとしたところ,病気で不在と言われたため,要件を話す(その後,担当者Hからは連絡はなく,一度,別の人間と話をする)
本年12月頃
担当者Hから連絡がないこと,M’社さんと契約締結の見込みが出来たので,再度話をしてみようとローンセンターに予約を入れる(その際,印鑑,免許証,源泉徴収票等持参するよう指示を受ける。)
ということがありました(なお,基本,私はブログ中は敬称を用いていますが,東邦銀行に関してはその気が失せました・・・。)。
その間,住宅ローンが組めないという話は一切なく,今回の連絡は全く青天の霹靂の出来事でした。
車を路肩に停めたまま,このままどうするか,私達はかなり混乱していましたが,とりあえず,まずは東邦銀行の話について,M’社さんの担当者さんに伝えようと引き返すことに。
この時,私はM’社さんの営業所を通り過ぎてしまう,なんて運転ミスをしましたが,相当動揺していたのだと思います。
そして,M’社さんの担当者さんに事情を説明したところ,私達の動揺とは裏腹に,全く担当者さんは動じる素振りはありませんでした。
と,言うのも,M’社さんは通常,住宅ローンの手配までしてくれているそうで,私達のように突然話をひっくり返された例はないものの,契約時にまだ住宅ローン先が決まっていないことはよくある話なのだそう。
そこで今回,私達も自分で住宅ローン先を探すのはやめ,M’社さんの担当者にその点も一任してみることにしました。
以前も書きましたが,住宅ローンの融資先を自分で探したのは,ネット銀行など,できる限り金利が安いところから借りることを目的としていました。
ただ,現実問題,今回新居を建てる「市街化調整区域」に融資してくれるような銀行は少ないということが身に染みてよく分かりました。
あとはもう,プロに一任した方が気が楽,そう考えたのです(M'社さんの担当者によれば,市街化調整区域に新居を建てる場合でも,きちんと住宅ローンを組んでくれる先はあるそうです。)。
しかし・・・どうしても許せないのは東邦銀行の対応です。
融資できないのは仕方ないにしても,そのような大事なことを電話で済ませる,しかもそれが,「お前らが来るとめんどくさいから来るな」みたいな態度だったことだけはどうしても許せません。
大規模企業には無担保で融資していたくせに,もう何十年も長年給与口座としたり定期を積んであげたりしていた顧客は大切にしない・・・その態度もまた気に食いません。
ようは,断られたことに対して,ではなく,不誠実なその断り方が思い出すだけで腹立たしい,ということですね。
なお,余談ですが,実はM’社さんも,以前は東邦銀行を取引銀行にしていたそうです。
「以前」と書いたのには理由があり,何でも社長が代替わりした際,急に銀行側の態度が冷たくなったらしく,その結果,取引銀行を変更した・・・なんてことを教えてもらいました。
さらに余談としてですが,実家の親父も,東邦銀行の殿様商売的な態度にカチンと来た,なんてことがあったそうで,それまで持っていた東邦銀行の口座を全て解約,別の銀行に新規開設したそうです。
今回の一件で,私達も東邦銀行を利用することを一切辞める予定でいます。それが一番,銀行に対する現実的な「広抗議」の意思表示の現れだと思っています。
新居を建てたり購入したり考えている皆様,銀行選びは慎重に,本当に気をつけてください。それが私達からの最大のアドバイスです。
しかし,私の新居を建てる話,建築許可だの住宅ローンの融資先だの,一難去ってまた一難が続いており,前に進んではいるのですが壁にぶつかってばかりです。
願わくは,来年(令和3年)の今頃は新居で生活をし,このブログを見返しながら「そんなこともあったな。」と笑っていられるようになれば良いのですが・・・。
(次回に続く)