こんにちは、四十雀です。
今回は、農業の話について、少しつぶやかせていただければと思います。
今更ですが、私が書く本ブログは、元々「週末農業」を始めたことをきっかけに書き始めたものです。
さすがに、専業・兼業問わず、本格的な(いわゆる「農業委員会」に登録するようなレベルの)農業をする予定はありませんが、家庭菜園規模の農業なら、無理しない程度に続けられるな・・・と感じているところです。
ところで、私が住む福島県の地方新聞紙に、こんな記事が掲載されておりました。
新規就農者が増えてきているんですね、しかも、その八割以下が45歳未満とか。
いいですね、日本国内の食糧自給率の低下が問題と考えられる中、新たに農業の担い手が増えるということは、とても良いことだと思います。
ただ、周囲を見渡すと、活用されていない元畑、多いですよね。
登記上は畑でも、現況が他の地目になっている土地という場所、かなり多くあるのでは・・・? なんて感じています。
常々思うのですが、こういう土地、もっと活用できないものなのでしょうかね・・・。
これは本年3月、現在、「こども食堂」的ボランティアに参加している元上司と会った際、少しお酒が入っていた中、話したことなのですが・・・。
上記のような使われていない元畑のような土地について、
①行政が所有者と交渉して、レンタル畑みたいにする
➁耕作希望者(特に定年退職して暇な人等時間がない人)に無償貸与する(道具も行政が貸し出す)
③収穫物の何割かは行政がもらい、学校給食やらこども食堂やらに活用する
みたいな事業とかすればいいのでは? みたいな話をしました。
もっと言えば、土地を貸してくれた人は住民税とか減額するとか、色々税金関係で特典を付けるとか、ってのもアリだとも思います。
これは全国的にそうだと思うのですが、年々、所謂「所有者がいない」という土地、増えてきているらしいんですよね・・・。
例えば、自分よりも数代前の先祖名義の登記が残っている土地、また、親の借金があるため相続放棄した土地など理由は様々ですが、ようは「使われていない(使い道のない)土地というもの。
そういう土地をもっとうまく、皆が得する形で活用すれば・・・と思います。
私の構想的には、
ⅰ土地の所有者は、土地を提供すれば税金面で優遇される
ⅱ耕作者は健康増進・食費の軽減につながる
ⅲ行政は土地の活用方法の解消や行政関係の費用減少に繋がる
・・・となるのかな笑
班田収授法や墾田永年私財法時代の「租」の支払い方への回帰、みたいな感じでもあります。
・・・まぁ、私のような一市民のつぶやき的単純な構想がうまく行くかは分かりませんけどね苦笑
(令和3年4月28日)