こんにちは,四十雀です。
今回は,二本松市にある老舗のお菓子屋さん,「玉嶋屋」さんの玉羊羹についてご紹介をしたいと思います。
さて,二本松市は江戸時代,丹羽氏が治める二本松藩(10万石)の城下町として栄えておりました。
その城下町にあったのがこの玉嶋屋さんで,創業は江戸時代とのこと。
名物は「二本松羊羹」とも呼ばれることのある羊羹で,何と江戸時代から羊羹の配合は変わらず,一子相伝でその作り方が受け継がれているのだとか。
福島県内では特に有名な玉嶋屋さん,メディアに取り上げられることが多くあるとのこと。
その中でも特に本年(令和2年)に関しては,NHK連続テレビドラマ小説「エール」において,玉嶋屋さんの定番商品である「玉羊羹」が登場したそうです。
やはり玉嶋屋さんと言えばこの玉羊羹,今回,久々に購入しました。
玉羊羹の袋です。
よく見ると,玉嶋屋さんが玉羊羹発祥だそうです,これは知りませんでした。
この玉羊羹,爪楊枝を突き刺せば,表面のゴムがつるっと綺麗に剥けます。
昔,これを知らずに,縛り口の輪ゴムをハサミで切っていたのが懐かしい・・・。
知らないと言えば,私と同じ福島県人であるうちの細君,玉嶋屋さんの玉羊羹の存在,そして,この爪楊枝を刺す方法どちらも知りませんでした。
まぁ,私はどちらかというと県北寄りの生活を,うちの細君は県南寄りの生活をしていたので,細君が知らないのは無理がないかも知れません(二本松市は県北寄りなので。)。
では,早速食べてみます。
玉嶋屋さんの玉羊羹はとても控えめな,素朴な甘さをしています。
しつこさのない,とても上品な羊羹・・・これなら結構な数をペロッと食べることができてしまいます。
そう言えば若い頃,玉嶋屋さんの栗羊羹を一棹,ペロッと食べた記憶が・・・。
なお,玉嶋屋さんの羊羹,最近では通販でも販売されているようなので,県外からも比較的入手しやすいものと思います。
興味がある方はぜひ一度,お試しください。