こんにちは、四十雀です。
今回は,東白川郡塙町にある「きがる庵」さんの板庭うどんについてご紹介をしたいと思います。
さて,令和2年現在,福島県のローカルテレビ局で「ふくしまSHOW」という,福島県内の市町村について紹介する番組が放送されています。
この番組で同年9月16日放送された塙町の回で,同町内にあるきがる庵さんの板庭うどんが紹介されていたのを見た私達、機会があれば食べたいと考えておりました。
そして今回、丁度東白川郡にドライブに行くことになり、ついでにきがる庵さんに立ち寄ることにしたのです。
こちらがきがる庵さんの入口付近の様子となります。
こちらがきがる庵さんの「板庭うどん」のお品書きです。
これによると、江戸時代、この地に代官として赴任した寺西重次郎封元が視察中に食べたうどんが起源となっているそうです。
ちなみに、江戸時代、塙町は天領(幕府直轄地)で、代官が派遣されていました。
そして、この寺西封元という人物は善政を敷いた人物で、現在も塙町では彼の作成した「八か条」が普及を図る程敬愛されています。
なお、きがる庵さんはそば・うどん屋さんというより、町の食堂といったメニューのラインナップをしていました。
しかし、天津めんや五目ラーメンの「時価」が気になります・・・。
こちらが今回、私が注文した板庭うどん(ざる)です。
板庭うどんは基本天ぷら付きのようですが、お店の方にお願いすれば、ざるにもなるようです。
早速食べてみますと・・・幅広のうどんがモチモチしていてとても美味しい!
普通のうどんのようにすすって食べる、というよりは、一枚一枚つゆに入れてそれを食べる感じです。
しかし、このような幅広うどん、なかなか珍しいですね。
なお、うちの細君が注文したのは温かい天ぷら板庭うどん。
鰹節の効いたつゆに幅広うどんとボリューミーな天ぷらが乗り、とても美味しかったとのことです。
そう言えば、なかなか珍しい幅広うどん、お店で乾麺バージョンも販売されていました。
今回は買いませんでしたが、今後、「乾麺食レポ日記」用に購入してみたいと考えています。
興味がある方はぜひ一度、お試しください。