こんにちは、四十雀です。
今回は、遠野物語について、少しつぶやかせていただけたらと思います。
さて、遠野物語と言えば、明治43年(1910年)に柳田國男翁が発表した、岩手県遠野地方に伝わる逸話や伝説を記載した説話集です。
そして、この遠野物語が発表されたのは本日6月14日のこと。
そのため、今日は「遠野物語の日」と定められているそうです。
ちなみに、私が遠野物語を読み始めたのは今から20年近く前、20代の頃。
ちょうど、その時住んでいた相馬市の図書館で、口語訳された遠野物語を借りたのがそのきっかけでした。
その頃は金もなければ彼女もない、なんて時期でしたので、暇を見ては図書館通いをしていましたっけ笑
そんな時代に出会った遠野物語、私はえらく気に入り、その遠野物語をパソコンにて筆写(?)しました(多分まだそのデータがあるはず。)。
そして、この出会いが、民俗学や郷土史に興味を持つきっかけになりました。
また、柳田國男翁の著書にも関心を持つようにもなりました…一時期は、ヤフーオークションに出ていた全集を買うかと悩みましたが、さすがにそれは思いとどまりました苦笑
当時の人々からも、遠野物語は絵空事の出来事だろう、と思われていたかもしれませんが、しかし、今も色褪せなく読み継がれているのも事実。
興味がある方はぜひ、一読してください。
(令和3年6月14日)