こんにちは,四十雀です。
今回は,白河市にある「白河鹿嶋神社」さんのご紹介をいたします。
白河鹿嶋神社さんは,宝亀年間(770~780年),光仁天皇の時代にこの地に祭られ,さらに弘仁2年,征夷大将軍坂上田村麻呂が東夷征伐の折,改めて常陸国の鹿島大明神を勧請したという,歴史ある神社です。
その後,白河地方の鎮守,武の神,白河以北を守る神として戦勝祈願が行われてきました。
なお,大日本帝国海軍の軽巡洋艦「阿武隈」内にあった艦内神社は,同神社から分祀されたものとのことです。
現在の本殿の様子です。
また,同神社では,文明13年(1481年)時の領主である結城政朝が,白河結城氏の栄華を讃え,一日一万句の連歌会を催しました。
この際,連歌師として有名な宗祇が訪れており,当時の白河地方の文化の高さを伺うことができる逸話だと思います。
こちらが白河鹿嶋神社さんの御朱印となります(御朱印帳。
ぜひ一度,参拝してみてはいかがでしょうか。
神社データ
白河鹿嶋神社
【場所】
白河市
【祭神】
武甕槌命
【備考】
特になし