こんにちは,四十雀です。
今回はライトトラップについて,少しつぶやかせていただければと思います。
さて,地元の地方紙(電子版)を読んでいたところ,次のような記事があるのを見つけました。
福島県大沼郡昭和村では,毎年夏になると,村外から人が来てライトトラップを仕掛け昆虫を集めているようで,それに対して警鐘を鳴らすため,自粛を促す看板を設置しているのだそうです。
まぁ,ライトトラップではありませんが,この手の所謂乱獲系の話というもの,よく聞くところなんですよね・・・。
例えば,私がよく本ブログの釣りの話で,場所について明確に書かない場合がありますが,それは,そこで釣れる魚が高く取引きされるため,県外から来た業者が網等を入れて根こそぎ取っていく可能性があるから。
親子連れが夏休みの思い出作りのため,少し捕獲するならまだいいですが,業者ががんがんライトトラップを仕掛け根こそぎ捕獲するのは・・・と思ってしまいますね(昭和村は自然豊かな所で,希少な動植物が多く生息する場所です。)。
ところで,この看板を設置しているのは,「博士峠のトンネルを実現する会」という団体さんのようです。
この団体は,記事にある画像のように,「私たちは自然を守り,未来に繋ぎます。」というスローガンを持っているようですが・・・博士峠にトンネルが出来ると,その工事に伴い自然が壊れてしまう・・・なんて連想するのはいけない話なのでしょうか。
まぁ,博士峠は難所であり,ここにきちんとした道路やトンネルが出来ることは地元民からすれば必要な話ですし・・・なかなか自然と共存するのは大変ですし,部外者がみだりに語ってはいけないような,そんな気がしております。
(令和3年7月16日)