こんにちは、四十雀です。
今回は、小豆飯について、少しつぶやかせていただけたらと思います。
さて、先日、我が家で収穫した小豆を小豆飯にしていただいてみました。
sizyuukara-1979.hatenablog.com
ところで、この小豆飯、たまに食べると、どうしても思い浮かべることがあります。
それは・・・「キジも鳴かずば撃たれまい」という昔話です(・・・というか、これって正式な昔話のタイトル名ではないと思うのですが、まぁ、ここではこう書かせていただきます。)。
結構有名なお話かと思いますが、あらすじを書けば、
①江戸時代、とある貧しい父娘の親子がいた
②ある日、娘は病にかかり、父に「小豆飯を食べたい」とせがんだため、父は娘のため、年貢として納められた米と小豆を盗む
③小豆飯を食べた娘は回復、つい、小豆飯を食べたという意味の手まり歌を歌ってしまう
④③の歌で父が米と小豆を盗んだことがばれ、暴れ川の人柱にされてしまう
⑤④でショックを受けた娘はそれ以来、一言も口をきかなくなる
⑥ある日、猟師がキジの鳴き声を聞きつけ銃で撃ち、落ちたところに行くと、そこにはくだんの娘がいた。
そして、キジを抱いたまま、「キジよ、お前も鳴かずば撃たれまいに」と言い、そして姿を消す・・・
というもの。
これ、確か小学生の頃、高学年が学習発表会でやっていたような記憶が・・・。
あと、「まんが日本昔話」にも出てくる話ですよね。
なんか、私としては、小豆飯というと、どうしてもこの話、連想してしまいます。
撃たれる対象・キジです。
そう言えば、夏場はよくうちの近くで鳴いていたキジですが、最近はめっきり姿を見せなくなりました。
・・・もしかして、撃たれたか? いや、うちの近くは禁猟区の・・・ハズ。
・・・なんてことを思いつつ、小豆飯を味わう私でありました。
(令和3年10月13日)