こんにちは、四十雀です。
今回の年中行事は、「1月6日」に行われるものについてご紹介したいと思います。
1月6日の年中行事
・山入り
今日は山入りと言い,山のある農家の年男または家長が餅とおさご(米)を持ち,山の神を祀る祠に行きお詣りをします。
その際,
「カラス カラス オーミサキ オーミサキ」
と三回唱えたりもします。
祠がない場合には適当な場所に祭場を設けて山の神様にお供えものをするとのことです。
・爪切り始め
最近はあまり言わないかも知れませんが,日本では夜に爪を切ることを忌むものでした。
ただ,この日は「六日の年とり」と言い,この夜に爪を切れば,後はいつでも爪を切ってよいのだそうです。
・その他
地域によっては,この日が僧侶,神主や山伏,禰宜の年始日なのだそうです。
また,藩政時代,藩によってはこの日に謡始めや御用始め,読書始めに手習い始めがありました。