こんにちは、四十雀です。
さて、私、とある地方都市の田舎の集落に住んでおり、その地域の町内会に入っております。
加入している戸数は約一桁(うち二戸は我が家とうちの親の家)という限界集落なのですが、そこで、こんな話がありました。
丁度数日前、現在班長をしている方の家の老婆が99歳という高齢で大往生しました。
一応、この家とうちの家はかなり遠いながらも縁戚の家柄ではあります。
そうしたら、うちの親から、
「○○日に通夜、翌日に葬儀がある。お前も手伝いに出なければならないから仕事を絶対に休め」
という連絡が。
・・・は?
・・・手伝い?
仕事中に来たメールだけでははっきり言って意味が分からず、帰宅後、話を聞いてみると、
①この町内会では、葬式の時に手伝いを出すのが伝統
②喪主の家でも手伝いが欲しいと言っている
という親からの説明。
・・・はぁ、ますます意味が分からない。
こんな新型コロナ流行のご時世の中、そういうこと「町内会」だからの理由でやるもんなんかな?
しかも、縁戚ではあるけれども、そんな99歳の老婆と全く面識のない私が、休暇を取得してまで・・・と正直腑に落ちません。
そう思いながらも、その日の夜、喪主の家で通夜と告別式の手伝いの打ち合わせをやるということでそのまま喪主の家へと強制連行されました・・・が、そこでまた、衝撃の話が。
喪主宅に集まったのは、私と私の親を含めて6人。
・・・しかし、どう見ても、その場にいるのは私以外の連中は60~70歳と私より年寄りのリタイア世代。
だから、現役世代がなんで強制的に参加するんや? と頭の中でふつふつと疑問が生じます。
そして・・・。
実は、もう一戸、町内会員の家に声をかけているのですが、その家ではなんと新型コロナ感染者が出ていたとかで今回はお断りをしてきたとのこと。
いや、だから身近な者でも感染しているんだろう・・・もっともそんなことは全くお構いなく、喪主は町内会の人間を手伝わせるということで話を進める始末・・・。
さすがにご不幸事があった、ということもあり、とりあえず引き受けることにしました(ほかに選択肢がなかった)が・・・。
結局は価値観の違いでしょうね。
私ならご時世柄、そんな他者に迷惑をかけるようなことしたくはない、本当に小さい家族葬を営むことを考えるでしょうが、そこの喪主については、結局小さな田舎のこと、きちんとした葬儀やらんと体面的な・・・とかの問題があったのでしょう。
こういう話はどこの町内会でもありそうな話ですね。
もし田舎に移住を考えているような方、町内会への加入は本当に注意した方が良いですよ・・・田舎への移住自体も含めて、です。