こんにちは、四十雀です。
今回は、東白川郡鮫川村を放浪した際に撮影した写真などのご紹介をしたいと思います。
まず、鮫川村についての簡単な説明をしたいと思います。
鮫川村は福島県南部、阿武隈高原高地にある村で、村内の約58%が山林で構成されています。
そのため、主要産業は林業であるほか、豊富な水源から綺麗な川が流れており、ヤマメの放流も盛んに行われております。
さて、今回ご紹介する写真も、豊富な鮫川村の自然に関するものとなります。
鮫川村には、「江竜田の滝」と呼ばれる滝があります。これは、東白川郡(棚倉町、塙町、矢祭町)を流れる久慈川の支流にある渓谷にある滝の総称で、渓谷には遊歩道も整備されています。
今回、鮫川村を通過した際、看板を見つけたので、訪れてみることにしました。
看板にあるとおり、江竜田の滝には、龍神の滝、二見ケ滝、そうめんの滝、虹ケ滝、青葉の滝があります。
今回は、二見ケ滝→そうめんの滝→青葉の滝→虹ケ滝→龍神の滝、の順で巡ってみました。
駐車場から渓谷へと向かう小径です。鮫川村のある阿武隈高地は、クマがいないというのが定説・・・のハズですが、最近はどうか分かりません。注意すべきはアブなどの虫だと思います。
また、道については自動車が踏み固めてくれているおかげで、とても歩きやすいです。実際、小さいお子さん連れの方もいらっしゃいました。
最初の滝、二見ケ滝の写真です。
なお、撮影に使用したのは「Nikon D5500」で、レンズには、「NDフィルター」を装着しています。
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別の角度から撮影した二見ケ滝の様子です。NDフィルターを装着してシャッタースピードを調整すると、流れ落ちる滝が白く筋のように撮影できるのですが、まだ設定が甘かったかも知れません(今回、初めて装着してみました。)。
続いてそうめんの滝・・・ですが、ここで大きな問題が発生しました。
目の前に現れたのは、なかなかな傾斜のある上り道です。トレッキングポールを車に積んでおけば良かったと、ここに来て後悔しました。
とは言え、のんびり気を付けて行けば簡単に上がれる道でした。そして、上りきると眼下に入るのがそうめんの滝です。なるほど見た目がそうめんな滝です。
なお、そうめんの滝付近には東屋が設けられています。その他、トイレなども整備されており、初心者や私達のような軽装の人も気軽に訪れることが出来る渓谷です。
次は青葉の滝の様子です。この辺りは本当に清流で、外気温が30度を超えているにも関わらず、とても水は冷たく気持ちよい温度でした。
そうめんの滝と青葉の滝との間に隠れているのが虹ケ滝です。常時虹が出ていることからこの名が付けられたのかな、と思いますが、丁度訪れた際も、小さいけれども綺麗な虹がかかっていました。そして、幸いにもかすかながら虹が撮影できました。
最後は龍神の滝です。これまで見た4つの滝のある場所からもう少し下った場所にあります。
その途中、清水があるのを発見しました。触ると非常に冷たい水で、壊れた柄杓があることから、飲むこともできるのかも知れません。
龍神の滝に行くためには、渓谷を橋で渡る必要があります。しかしこの橋、なかなかデンジャラスな橋でした・・・。
そして、さらなる困難が・・・この道を上る・・・だと・・・?
そしてこれが最後の龍神の滝です。
・・・結局、例の道を上るのは諦め、遠景を撮りました。画面奥が龍神の滝と思います。
以上で江竜田の滝散策は終了となります。時間としては30分はかからない程度でしょうか。
特に、これと言った装備は必要ないと思いますが、気になる方はトレッキングポール等を用意した方がいいかも知れません。
また、今回、写真は撮れませんでしたが、ヘビにも遭遇しました。こればかりは私もぞっとします・・・。
江竜田の滝はそれほど観光客が多い訳でもなく、暑い時期には避暑をするにも最適かと思います。
興味がある方は、ぜひ一度お越しください。