こんにちは、四十雀です。
今回は、二岐温泉「大丸あすなろ荘」さんのご紹介をいたします。
大丸あすなろ荘さんは、岩瀬郡天栄村を走る国道118号線沿いにある岩瀬湯本温泉をさらに奥に入った場所にある二岐温泉にある温泉宿で、「日本秘湯を守る会」にも加入している温泉です。
物の本を見ますと、平安時代から薬湯として重用されていた秘湯とのことです。
また、大丸あすなろ荘さんのホームページを見ますと、名物の自噴泉岩風呂は享保13年(1728年)に造られたとのこと。長い歴史を感じることのできる温泉です。
のれんをくぐると趣のある石畳が続き、そして玄関が現れます。
建物内部の様子です。とても綺麗で雰囲気の良い感じが伝わります。
また、内部には物珍しい小物がたくさん置かれています。
では、早速温泉に向かいたいと思います。
露天風呂へ通じる階段です。
外には露天風呂と岩風呂があります。
こちらが子宝の湯の祠とお地蔵様のようです。
こちらが男性用露天風呂です。目の前の小屋は脱衣所で、かなり本格的な露天風呂であることが伺えます。
本来、浴室の撮影はしないつもりでしたが、先客もないため、今回撮影してしまいました。
また、露天風呂からはすぐそばを流れる清流を眺めることができます。
続いて自噴泉岩風呂の様子です。
こちらもまた素晴らしい雰囲気のお風呂です。
最後は内湯の様子となります。
こちらもまた雰囲気のあるお風呂です。
大丸あすなろ荘さんの温泉分析書等です。
大丸あすなろ荘さんの温泉は無色透明で、写真でも分かると思いますが、そのお湯の透明度が本当に素晴らしいと思います。ここまで綺麗な温泉というのは、早々お目にかかれないと思います。
特に匂いは感じられず、お湯の温度も非常に心地よく、長湯しやすい温泉だと思います。
大丸あすなろ荘さんのパンフレットです。
今回は日帰り入浴、しかも、時間の都合であまり長湯できなかったのが残念でした。
正直なところ、長時間長湯したく、かつ、ぜひ一泊してみたい、そんな気持ちにさせてくれる温泉宿でした。
注意点としましては、お客さんが多い場合、日帰り入浴が断られる場合があるのと、冬季間この辺りは雪が多い、という点でしょうか(夏は夏でアブが多い気がします。)。
日本秘湯を守る会加入の絶景温泉、ぜひ一度、お試しの程を。
温泉データ
二岐温泉大丸あすなろ荘(源泉掛け流し)
[場所]
岩瀬郡天栄村
[泉質]
カルシウム-硫酸塩泉(低張性アルカリ性高温泉)
[源泉温度]
53.6度
[pH]
8.8
[施設概要]
内湯、露天風呂、自噴泉岩風呂
[営業時間]
午前11時~午後3時
[料金]
大人800円、小学生550円、未就学児350円
(令和元年8月24日現在)