こんにちは,四十雀です。
今回は,草津温泉「HANAYADOベルツ」さんのご紹介をいたします。
なお,今回は日帰り入浴ではなく,宿泊をしています。
HANAYADOベルツさんは,草津温泉街を通るベルツ通り沿いにある温泉宿です。
「ベルツ」とは,ドイツ帝国の医師「エルヴィン・フォン・ベルツ」氏のことで,草津温泉を再発見,世界に紹介した人物であり,そのため,同人の名を冠した通りが現在も残っているのです。
館内の様子です。洋風の建物の中に和風の調度品等も置かれ,何ともいえない雰囲気をかもし出す,素敵な造りをしています。
観光経済新聞,という新聞のランキングで,草津温泉は15年連続1位となったとのことです。
江戸時代に発刊されていた温泉番付では,草津温泉は大関の地位(江戸時代までは,相撲の最高位は大関でした。)にあった温泉なので,さもありなん,といった感じです。
お風呂場に張られていた,温泉の入り方に関する注意書きです。
お医者様もいらなくなる草津の湯というのは,それだけ強い湯のようです。
こちらがお風呂場の様子です。
HANAYADOベルツさんのお湯は無色透明で特段の臭いはなく,また,水質の良いお湯はとても綺麗でした。
ただ,草津温泉の源泉「万代鉱源泉」から引かれているというその源泉の温度はなんと驚愕の96.5度!
一応,管を通りある程度冷まされてはおりますが,熱い湯が苦手な人間が入るのには一苦労,万全にかけ湯をして入らないと相当辛い熱さです。
最も,私が訪れたのは残暑が残る9月のこと,外気温が下がれば,もう少しのんびりと入れるお湯だと思います。
また,舐めると多少の酸味を感じる強酸性の湯は皮膚病にも効能があるようですが,確かに私の頭にあった湿疹状の部分にお湯をかけたところ,大分改善されました。これまさに薬湯,という感じです。
最後に,HANAYADOベルツさんはこじんまりとして,とてものんびりできる(温泉街から少し離れているため,静かに休むことができました。),また,食事もとても美味しい,大変満足できるお宿でした(つい食事が美味しすぎて写真を撮るのを忘れる程でした。)。
個人的にはまたリピートしたいお宿の一つであります。
ぜひ一度,お試しの程を。
温泉データ
草津温泉 HANAYADOベルツ(源泉掛け流し)
【場所】
群馬県吾妻郡草津町
【泉質】
酸性-塩化物・硫酸塩温泉(低張性酸性高温泉)
【源泉温度】
96.5度
【pH】
1.6
【施設内容】
内湯
(令和元年9月9日現在)