こんにちは,四十雀です。
今回は,凍み餅について,少しつぶやかせていただけたらと思います。
・・・と,書いたはいいものの,あまり馴染みのない「凍み餅」という言葉,皆様お分かりでしょうか。
まぁ,その字で何となく分かるかと思いますが,寒くなるこれからの時期に餅を軒先に吊るして凍みさせる保存食で,福島県やその他寒くなる地方で作られるのだとか。
では,何でこの凍み餅,急にブログのネタになったかと言いますと,実は昨日,職場の同僚から,凍み餅を知っているか,という話と,凍み餅を作るのにつなぎに使う「ごんぼっ葉」を知っているか,と聞かれたから。
ごんぼっ葉,まぁ,正確に言うと「オヤマボクチ」という山菜で,これを餅のつなぎに使うのだとか。
なんでも,その同僚の母親が,この凍み餅を作りたい? らしく,「ごんぼっ葉,ごんぼっ葉」と娘である同僚に言っているのだそう。
う~ん,さすがに私も,オヤマボクチを売っているのは見たことありませんでした・・・。
ところで,この本は我が家にある,「歴史春秋社」さん発刊,平出美穂子さん著(郡山女子大学の先生です。)の「中通りの郷土料理」という本ですが,この本に,ちょうど凍み餅の作り方がありました。
それを見ると,まず,オヤマボクチは干して,その上で繊維質を取る,から始まると・・・結構手間がかかる工程ですね,これ。
同僚には,まずは既製品を買い,母親に食べてもらうか,またはヨモギで代用することをお勧めします笑
(令和3年10月22日)