こんにちは、四十雀です。
今回は、現在私が使用しているカメラレンズのご紹介をしたいと思います。
私は現在、主に「Nikon D5500」を愛用しています。
この機種は、2つのレンズがセットになり販売されていたものでした。セットされたレンズは次のとおりです。
①AF-S NIKKOR 18-55mm
➁AF-S NIKKOR 55-300mm
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5500 18-140 VR レンズキット ブラック 2416万画素 3.2型液晶 タッチパネル D5500LK18-140BK
- 出版社/メーカー: Nikon
- 発売日: 2015/02/05
- メディア: Camera
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ただ、この2つのレンズでは、残念ながら野鳥を撮影するのは正直難しい・・・。
そこで、さらに別のレンズを使用しています。それがこちらです。
これは「Opteka(アプテカ、オプテカとも)」社製の望遠レンズです。
マニュアルタイプのレンズで、簡単なスペックを言いますと次のとおりです。
①口径 62mm
➁焦点距離 420mm-800mm
③F値 420mm時F8.3、800mm時F16
④重さ 約745g
⑤長さ 420mm時約25cm、800mm時約33cm
なお、上記写真は420mm時のもので、800mm時は次のような感じとなります。
さて、先に書いたとおり、このレンズが野鳥撮影時の主力レンズとなります。このレンズは焦点距離が420mm-800mmですが、私はほぼ420mmの状態で撮影するようにしています。
と、言うのも、やはり先に書いたとおり、このレンズはマニュアルで、かつ焦点距離によりF値が大きく変わるため、逃げやすい野鳥を撮影するのにその都度焦点距離を変えると、その都度、カメラのシャッタースピードやISO値を変更する必要があり、面倒だからです。
そこで私は、単焦点レンズのような感じで、私がなるべく被写体に近付くようにしています。
とは言え、420mm以上の状態で使わないか、というとそうでもなく、例えば池を泳ぐ野鳥など、相当距離が離れかつすぐに逃げなさそうな野鳥を撮影する時などは利用しています。
また、このレンズは、専用のテレコンバーター(コンバージョンレンズ)を装着することができます。
これを装着することにより、理論的に焦点距離が2倍、つまり、840mm-1600mmになります。
ただ、テレコンバーターを装着すると、その性質上かなり暗めに撮影されること、手持ち撮影はかなりつらくなる(手ブレが起きやすくなる。)ため、あまりテレコンバーターを使わないのが実情です。
では、このレンズの性能について、実際の写真を見て判断していただければと思います。
ちなみに、撮影したのは令和元年6月3日晴れ、午後6時ジャスト位の時間です。
まず、AF-S NIKKOR 55-300mmで撮影した外の景色(300mm時)で、ピントはパラボラアンテナに当てています。なお、マニュアルモードでの撮影で、シャッタースピードは1/160、ISO500です(シャッタースピード、ISOは以下全て同じ。)。
次はOptekaのレンズ、420mmの状態です。
800mmの状態です。
テレコンバーターを装着、840mmの状態です。あまり800mmと大差はないように見えますが、気持ち暗くなっています。
最後に1600mmの状態です。800mmの状態よりも一気に画質が暗くなったのが分かります。これがテレコンバーターを装着した効果となります。
オートフォーカスがなく、かつ、デジカメでは完全にマニュアルモードしか使えないレンズですが、やはり値段が安い、という点に、大きな魅力を感じました(このレンズはテレコンバーダー込みで3万円以内で購入しました。)。
実際、使用してみると、フィールドの状態により、シャッタースピードやISO値を変更する必要がありますが、慣れてしまえばさほど気にならないです。デジタルカメラ普及以前は、それが当たり前でしたからね・・・。
もし、これから野鳥撮影を考えているが、望遠レンズは高い、とお考えの方は、マニュアルレンズを使うのも一つの選択肢だと思えます。少なくとも、私のようなカメラの知識がない人間でも、それなりに撮影することができます。
ぜひご参考までに。