こんにちは,四十雀です。
今回は,前回の「ほまれ酒造」さんの稿に記載したとおり,「ふくしま酒蔵めぐり」における喜多方市酒蔵巡りの第二弾,「喜多の華酒造」さんの日本酒について,ご紹介いたします(全国新酒品評会(2018酒造年度)金賞受賞)。
喜多の華酒造さんですが,ホームページを見ますと,大正八年(1919年)に「星正宗」という銘柄で創業,戦後に「喜多の華」の銘柄で復活した復活蔵,とあります。
詳細は書かれていないため,これは私の憶測ですが,戦時中の物価統制により一時酒造を中止,戦後に復活したのでしょうか。
喜多の華酒造さんの建物の外観です。「酒塾」ののれんがとても味わいがあります。
また,旧字体を使用している看板も,建物の外観にマッチし素敵だと思います。
建物の外には,喜多の華酒造さんについて説明が書かれた看板があります。大正時代の雰囲気を今に伝える酒蔵さんです。
なお,建物の前には水路が引かれています。綺麗な水で,この水をかつては使用していたのかな・・・などと思いを馳せてしましました。
水つながりで,店内には水飲み場があるのが確認できます。
店内の様子です。様々な商品が置かれています。
さて,今回,試飲させていただいた日本酒は次のとおりとなります。
喜多の華酒造さんで今回試飲させていただいた日本酒は,どれも辛口に分類されるものでした。ただ,もちろんそれぞれ個性があり,辛口の中でも強弱は感じましたが,全般的に見て,すっきりした飲み口のお酒が多いという印象でした。
大正時代の街並みや趣などに思いを馳せながら,一献傾けるのに丁度よいお酒ではないか,そう感じさせてもらいました。
ぜひ一度,お試しの程を。
(令和元年11月18日試飲)